2011 年 03 月 01 日 (火)|RSS Feed

by 漢方屋

ロコモ予防に! 骨粗しょう症対策の食事法

生活習慣病を防ぐ食事・レシピ  骨粗しょう症患者は1,000万人!

健康寿命を延ばすためには、メタボに加えロコモが重要なポイント。新しい概念「ロコモティブ・シンドローム」と、その原因の一つである骨粗しょう症を少しでも予防するための食事のポイントをご紹介します。骨粗しょう症の患者数は約1,000万人と推計されており、人口の高齢化によって今後さらに増えると予測されます。

骨粗しょう症の危険因子は、
 

  • 閉経、加齢、やせ、家族歴など遺伝的・身体的な因子
  • 偏食やカルシウム不足、コーヒーの多量摂取、運動不足、喫煙、日光不足などライフタイルに関わる因子
  • 卵巣摘出など人工的閉経、乳糖不耐症や胃切除、糖尿病等の他の病気によるもの
などがあります。

また骨粗しょう症は特に女性に多く見られ、65歳以上の女性の2人に1人は骨粗鬆症にかかる恐れがあるといわれています。というのは、高齢の女性は、閉経によって女性ホルモンのエストロゲンが減少するに伴い、骨量が減少することが知られています。卵巣摘出等の手術による人工閉経が危険因子というのも同様です。

若い女性が、骨粗しょう症の心配は高齢者になってからすればよいと思っていたら大間違いです。小児から骨は成長し、20歳は一生で骨量のピークを迎え、その後は40歳代まで維持し、閉経後急激に減少して行きます。骨粗しょう症予防のためには、若い時期に骨量を十分に蓄えておくことが肝心です。

その大切な若い時期に、偏食により骨に必要なカルシウムが十分摂取できていない、あるいは極端なダイエットのせいでホルモンのバランスを崩すようなことがあれば、将来的に骨粗しょう症につながる可能性が考えられます。ですから若いときからの食生活や適度な運動が大切なのです。

骨粗しょう症を予防する食事のポイント

骨粗しょう症予防のためには、危険因子にあげられている偏食やカルシウム不足にならないようにすること。また骨と言えばカルシウムと思いがちですが、運動等して負荷をかけなければ骨は強くなりません。

さらに骨粗しょう症予防に関わる栄養成分は、カルシウムだけでなく、 リンとマグネシウムとのバランス、ビタミンDなど、様々な栄養素や成分が関わっています。毎日の食事で幅広い食品から多様な栄養成分をとることが、それが骨だけでなく健康の維持・増進にも有効だということです。

コーヒーの多量摂取が危険因子にあげられているのは、コーヒーには利尿作用があり、カルシウムが尿とともに排泄されてしまうためと考えられています。1杯でも飲むといけないというのではなく、1日に5杯以上飲むなど比較的多めに飲む方は、少し控えるとかカフェオレにする、乳製品や小魚、大豆などを意識的に食べるなど、意識してみてください。