2011 年 03 月 21 日 (月)|RSS Feed
頭痛 具体的な症状

by 漢方屋

頭痛 具体的な症状

においや味がわからない

■具体的な症状

  • 料理のときに調味料を間違える
  • 味の好みが変わった
  • 味付けが濃くなった など


■考えられる原因
においを感じる嗅神経、味を感じる顔面神経、前頭葉などの障害で引き起こされます。このような症状は、脳の腫瘍による場合と、頭の怪我による場合が多いです。また、臭いや味の障害は鼻の病気でも出現しますので、脳・神経に異常がない場合は、耳鼻科を受診していただくこともあります。

 

ものが二重に見える・見える範囲が欠ける

■具体的な症状
 

  • 新聞の一部分が見えない
  • 片目で見ると普通だが、両方の目で見るとぼやける など

■考えられる原因
目を動かす神経(動眼神経・滑車神経・外転神経)、後頭葉などの障害で引き起こされます。しかし、視界がぼやけたり、視力が落ちたりする場合は、目の病気の可能性も考えましょう。

目から入った光は視神経を通り、そして後頭葉で処理されます。ですから、この経路が障害を受けると、見える範囲がかけてしまうのです。一般に言われる視力低下は、脳・神経の異常ではなく、眼の中にあるレンズや網膜などの異常であることが多いので、眼科を受診しましょう。

 

顔の動きが左と右で違う

■具体的な症状

  • 片目だけ目が開かない
  • まばたきが出来ない
  • 口が曲がったように見える
  • 片側の口から水をこぼす など

■考えられる原因
まぶたの動きをつかさどる動眼神経、顔の表情をつくる顔面神経、脳幹などの障害が考えられます。突然、目が閉じられなくなったり、口の形が曲がったり、片側の顔が動かなくなる病気に突発性顔面神経麻痺(ベル麻痺)がありますが、これは適切な治療をすぐに受けると2~3ヶ月で完治することが多いので、最寄の脳神経外科、神経内科を受診してください。

逆に、どんなにがんばっても片側の目だけ開かなくなった場合は、くも膜下出血の原因となる脳動脈瘤が原因の場合がありますので、すぐにMRIの撮影できる脳神経外科を受診してください。

 

顔が痛い

■具体的な症状

  • 片側の顔が瞬間的に痛む
  • 痛みのため歯を磨けない など

■考えられる原因
顔の感覚をつかさどる三叉神経の障害が考えられます。また、鼻の中に膿がたまる蓄膿症(副鼻腔炎)も顔面の痛みや頭痛を訴えることがあります。


 

めまい

■具体的な症状

  • 起き上がったときやうがいをするときにくらくらする
  • まっすぐ歩けない など

■考えられる原因
耳の働きをつかさどる内耳神経、小脳、脳幹、椎骨動脈の病気が考えられます。椎骨動脈は小脳や脳幹に分布している血管で、血流不全が引き起こされると、私たちはめまいを自覚します。めまいの中でも、グルグル回るような感覚を引き起こすめものは、脳・神経の病気というよりは、耳の原因(内耳障害)であることが多いですので、まずは耳鼻科を受診してください。