2013 年 12 月 05 日 (木)|RSS Feed
月経周期の卵胞期

by 漢方屋


月経周期の卵胞期


卵巣にある原始卵胞が排卵に向けて成長を始める時期が卵胞期です。卵胞期は月経による出血の最初の日(1日目)から始まります。平均的には、卵胞期は約13~14日間続きます。この期間に起きる主要な現象は、卵巣にある卵胞の発達です。

月経周期を構成する三つの期間のうち、この卵胞期が最も長く続きます。閉経が近づくにつれて短くなっていく傾向があります。卵胞期は、黄体形成ホルモン濃度の急激に上昇した時点で終了となります。黄体形成ホルモンの濃度が急上昇すると、卵子が放出されます(排卵)。

卵胞期の開始時点では、子宮の内側を覆っている組織(子宮内膜)は、胚に栄養を与えられるように水分と栄養分を豊富に含んでいて厚くなっています。受精が起きなかった場合には、エストロゲンとプロゲステロンの濃度が低下します。その結果、子宮内膜の内側の部分がはがれ落ち、月経による出血が起きることになります。

この頃、下垂体からの卵胞刺激ホルモンの分泌量がわずかに増加します。このホルモンの刺激によって3~30個の卵胞が成長を始めます。卵胞は18~20mmまで大きくなり、子宮内膜は、3~4mmまで増殖し、基礎体温は、平均36.2~36.4℃です。一つの卵胞には一つの卵子が入っています。

卵胞期の後半になると、卵胞刺激ホルモン濃度が低下していき、卵胞のうち一つだけ(主席卵胞)が発育を続けます。この卵胞は、間もなくエストロゲンを分泌するようになり、その刺激を受けた他の卵胞は退化していきます。