2012 年 02 月 10 日 (金)|RSS Feed
子宮内膜症の症状

by 漢方屋

子宮内膜症の症状

子宮内膜症というのは、子宮の内側にあるべき子宮内膜組織が、それ以外の器官に移ってしまう病気です。そして、その移った先で子宮内膜の組織が増殖してしまいますので、生理のサイクルとともに出血・剥離が起こります。

本来であれば、このときに月経血と一緒に体外へと排出されるのですが、子宮以外の器官に移っているため、生理として一緒に排出することが出来ません。そうしますと、その場所に出血した血液などが徐々に溜まっていってしまうため、病巣が膨らんだりするだけにとどまらず、炎症や癒着まで引き起こしてしまいます。


● 子宮内膜が移りやすい場所

この子宮内膜症の移動については、卵管や卵巣、腹腔内といった様々な場所に移動してしまいます。とくに、卵管や卵巣といった妊娠と関係のある器官に移ってしまうと、卵巣から子宮への通路がふさがれて、不妊症となってしまう場合もあります。


● チョコレート嚢腫について

このチョコレート嚢腫というのは、卵巣内部で子宮内膜症が発症してしまい、その卵巣で出血を繰り返してしまうという病気です。それにより、卵巣の内部にドロドロとした古い血が溜まってしまい、卵巣が腫れたり炎症を引き起こしてしまいます。

また、初期の頃では、あまり自覚症状もなく見落としがちなのですが、チョコレート嚢腫が悪化するにつれて、痛みや腹部膨満感などの自覚症状がでてきます。そして、このような嚢腫については、幅広い年齢層で発症するようです。