2011 年 06 月 30 日 (木)|RSS Feed
生理痛の原因と治療 生理痛と子宮内膜症

by 漢方屋

生理痛の原因と治療 生理痛と子宮内膜症

子宮内膜症のとは

子宮内膜症は、もともとは子宮の内側だけにあるはずの子宮内膜が、子宮の内側以外の場所にできてしまう病気です。子宮の内側以外の場所にできてしまった内膜も、本来の子宮内膜と同じように、生理と同じサイクルで女性ホルモンの影響をうけ、増殖や出血を繰り返してしまいます。子宮以外では増殖した内膜や血液は体外に排出することができません。そのため、毎月生理のたびに炎症を起こし、ほとんどの場合、閉経するまで少しずつ進行していきます。

子宮内膜症が発生する場所

発生場所によって、腹膜病変卵巣子宮内膜症(卵巣チョコレート嚢胞(のうほう))、深部子宮内膜症(ダグラス窩(か)・深在性子宮内膜症)、他臓器子宮内膜症の4つに分けられます。

「骨盤内に発生する」 腹膜病変、卵巣子宮内膜症、深部子宮内膜症

子宮内膜症がもっとも多く起こるのは卵巣ですが腹膜、ダグラス窩(か)(子宮と直腸の間のくぼみ)、仙骨(せんこつ)子宮靭帯(じんたい)(子宮を支える靭帯)、膀胱(ぼうこう)子宮窩(か)(膀胱と子宮の間のくぼみ)にもよく起こります。
なかでも卵巣内に発生するとチョコレート様の古い血液がたまって卵巣が大きく腫れ、嚢胞(のうほう)ができるため「卵巣チョコレート嚢胞(のうほう)」と呼ばれています。

「骨盤外の臓器に発生する」 他臓器子宮内膜症

腸、肺やへそ、腟、外陰部、リンパ節などに発生し「他臓器子宮内膜症」と呼ばれています。ときには手術(帝王切開など)の傷跡に発生することもあります。