2011 年 08 月 24 日 (水)|RSS Feed
女性高齢出産のリスク

by 漢方屋

女性高齢出産のリスク

日本産婦人科学会では、35歳以上の初産婦を「高齢出産(初産)」と定義しています。以前は30歳以上とされていましたが、平成3年頃から35歳に引き上げられました。それは30歳以上の初産婦が増えたこと、そしてWHOをはじめとする諸外国でも同様の定義がなされているからです。ちなみに、最近では経産婦・初産婦を区別せず、年齢に注目して分類する見方が強まっています。経産婦は初産婦に比べて母体の健康に対するリスクは低いものの、生まれてくる子供の健康に関するリスクは同様です。

高齢出産=ハイリスクというイメージが先行するあまり、不安になる妊婦さんも多いのでは?しかし、その不安は単なる思い込みかも知れません。安心して出産するためにも、まずは高齢出産について学んでみましょう。高齢出産とは医学上あるいは統計上、35歳以上で妊娠・出産することを意味します。35歳という年齢に何か特別な意味があるのか・・・というと、そういうわけではありません。高齢出産のリスクは、あくまで30歳を超えたころから徐々に高まっていくもの。よって、35歳を境として「急に」危険性が高まる・・・というわけではないのです。

晩婚化が進むや女性の社会進出とともに、35歳以上で妊娠・出産する人も増えています。仕事などのために結婚・出産を先送りする人も多く、高齢出産はごく当たり前のものとなりました。しかし、何かしらのリスクがあることを忘れてはなりません。ハイリスク・ハイリターン・・・高齢出産ならではの喜びは、リスクの上に成り立っているのです。