2011 年 04 月 14 日 (木)|RSS Feed
生活習慣病でもおやつはOK? 食事療法中のお菓子

by 漢方屋

生活習慣病でもおやつはOK? 食事療法中のお菓子

生活習慣病の治療として推奨される食事療法。とかく、お菓子やお酒などの嗜好品は、悪者にされがちです。カロリー制限や血糖コントロールが必要な人が、お菓子と上手に付き合うための方法をご紹介します。
食事療法を続けている患者さんからの質問のなかには、お菓子やお酒などの嗜好品に関するものが少なくありません。これらは生活習慣病の食事療法のなかでは「好ましくない」ものなので、できる限り控えるようにと言われています。確かにこれは正論なのですが、お菓子やお酒は生活のなかのささやかな楽しみでもあるのも事実。禁止しても、実際にしっかり守るのは難しいというのが現実です。

今回はお菓子に話を絞って、食事療法について解説したいと思います。

 

生活習慣病で、「お菓子はダメ」と言われる理由

まず初めに、なぜお菓子がいけないのかを確認しておきましょう。

一番の理由は、通常の食事にお菓子をプラスすると、すぐに1日の必要カロリーを上回ってしまうためです。カロリーの摂りすぎは体重の増加、ひいては肥満につながります。では、お菓子のカロリーの分だけ食事を減らせばよいと思うかもしれませんが、そうすると、身体に必要な栄養素を十分にバランスよく摂るのが難しくなるという問題がおきてきます。また、お菓子は大きさの割に高カロリーなことが多いため、カロリーの割にはお腹にたまらず、すぐお腹がすいてしまい、さらに何か食べることになりかねません。

また、お菓子は食事と食事の間に食べる「間食」であることが多いため、糖尿病においては3回の食事以外に血糖値を上昇させることになり、血糖コントロールを乱すことになってしまいます。

でも、甘くておいしいお菓子は、日々の生活のなかの楽しみである場合も多く、一概に禁止すると、生活の質を落としてしまったり、実際には患者さんが守れなかったり、という場合も多いのです。