2011 年 03 月 24 日 (木)|RSS Feed
頭痛、緊急性の高い頭痛

by 漢方屋

頭痛、緊急性の高い頭痛

 

発熱、吐き気、意識障害を伴う頭痛


インフルエンザウイルスを含む気道の感染症の可能性があります。発熱の前に頭痛の症状だけが起きると慢性頭痛と区別が難しいですが、頭痛と発熱に加え、吐き気があり、さらに意識が落ちてきた場合は、特に小児ではインフルエンザ脳症。

まれに髄膜炎菌による髄膜炎の場合があります。この場合、受診して治療しても死亡したり救命しても後遺症が残ることがあります。

目の痛みを伴う頭痛


頭痛と同時に目の痛みを感じる場合は要注意。目の病気である「
緑内障」の発作である場合があります。目の奥が痛い場合は慢性頭痛の中でもまれな「群発頭痛」の可能性もあります。群発頭痛は痛みが強く治療が難しい頭痛です。頭痛に加え、経験したことのない目の異常があった場合はまずは眼科を受診しましょう。目の中で光が見える症状「閃輝暗点(せんきあんてん)」のために、目の異常と感じて眼科を受診して、初めての片頭痛が眼科で診断されることもあります。

吐き気を伴う激しい頭痛


脳腫瘍や脳卒中(脳動脈瘤)、頭部外傷後の血腫などは画像診断が必要な頭痛。これまで経験したことがない痛さで、熱もないのに吐き気を感じる場合。

頭痛の治療法

典型的な症状では拍動性の痛みを頭の片側に感じる場合、市販の頭痛薬はあまり有効でないことが多いようです。頻繁に頭痛を感じ、頭痛持ちだと自覚しているような場合は、片頭痛の可能性や緊張型頭痛と片頭痛の混合型頭痛の可能性はないか医療機関で診断を受けるようにしましょう。片頭痛の場合、医療機関では飲み薬、点鼻薬、注射薬、自己注射薬の剤型など、有効性の高い薬を処方してもらうことができます。

女性でかつ混合型で性周期に関連して月経前や月経中には片頭痛を起こす場合、緊張型に対する薬剤と片頭痛に対する薬剤の両方を処方してもらうことで、頭痛を軽減できる可能性が高いです。

その他、緊急性が低く生活習慣の中で誰にも起こる頭痛は。血管収縮作用を持つカフェインを含むコーヒー等の飲料で、頭痛が軽減する場合もあります。よくある頭痛(緊張型頭痛)は一定時間安静にすることで通常は自然と治りますが、寝不足だと頭痛になる、飲酒後に頭痛になるなどの決まったパターンが把握できている場合は、それらの頭痛原因を避けることで、頭痛が起きないようにするのが一番です。