2012 年 02 月 08 日 (水)|RSS Feed
高プロラクチン血症の原因1

by 漢方屋

高プロラクチン血症の原因

プロラクチンの濃度が上がっている間は、受精卵が子宮内膜に着床しづらかったり、排卵が抑制されているため、妊娠することが非常に難しいです。通常であれば、必要な期間が過ぎるとプロラクチンの濃度も正常に戻って、再び妊娠することが出来るようになるのですが、授乳期間が過ぎてもプロラクチンの濃度が下がらなかったり、必要も無いのに多く分泌されている事があります。この状態を、高プロラクチン血症と言います。


● 薬の服用が原因の場合

抗うつ剤や降圧剤、ピルや胃潰瘍などの薬を長期間服用していると、体内のホルモンバランスが乱れて高プロラクチンとなってしまう場合があります。このような場合ですと、薬の服用が原因であるとハッキリしていますので、服用を中止すれば元に戻ることが多いです。

ただ、治療上の理由などで薬の服用を中止できない場合には、プロラクチンを減少させる薬を処方して治療することもあります。


● 脳下垂体の腫瘍が原因の場合

ホルモンの分泌をコントロールしている脳の下垂体に腫瘍ができて、ホルモンのバランスが乱れている状態です。この下垂体という器官は、もとから良性の腫瘍などができやすい器官でもあります。ただ、この腫瘍のできた位置が悪かったり、大きくなりすぎてホルモンバランスを乱している場合には、高プロラクチン血症となってしまいます。

また、この下垂体腺腫の腫瘍には、ホルモンを作り出すものと、作らないものがあります。もし、出来てしまった腫瘍がホルモンを作り出すタイプで、しかも、プロラクチンを生産してしまうと、体内でのプロラクチンの量が多くなってしまうため、この場合も高プロラクチン血症となってしまいます。このような場合には、治療が必要となってきます。