2011 年 09 月 07 日 (水)|RSS Feed
外陰炎の非感染性と感染性

by 漢方屋

外陰炎の非感染性と感染性

外陰部の皮膚は本来は丈夫で感染に対する抵抗力もあり。そう簡単には炎症を起こさない。しかし、肛門や尿道口があり、膣口からは月経地やおりものが排出されるために、不潔になりやすいところ。更にナプキンや下着などの摩擦による刺激なども、外陰部を弱らせて抵抗力を落とす。

そのため何らかの原因でかぶれを起こしたり、細菌感染から炎症を起こすことがあり、これを外陰炎という。症状は細菌に感染しているか否かで変わってくるが、外陰部が赤くはれて熱感があり、強い痛みやかゆみを伴うのが共通した症状である。細菌感染を起こしている場合は、ひどくなると会陰から肛門周辺まで炎症が広がることがあり、時には軽い潰瘍をつくるまでになってしまうこともある。性交痛や排尿痛も出てくる。

■非感染性外陰炎
細菌感染による炎症ではなく、皮膚への刺激による炎症。接触性外陰炎と呼ぶことも。原因は、子宮膣部びらんや膣炎等によるおりものが絶えず流れることによる刺激、尿、便、石鹸やデオドラント製品、消毒液などによる刺激、きついジーンズや下着などによる摩擦が、主なものとしてあげられる。ほかに、アトピー性皮膚炎などアレルギー体質の人はかかりやすいといえるだろう。

■感染性外陰炎
炎症の起こりやすい状態になっている外陰部へ、大腸菌、淋菌、連鎖球菌、ブドウ球菌などの細菌が繁殖して発症する。また、カンジダ、トリコモナスなどの真菌や原虫が繁殖して炎症を起こすこともある。大概、膣炎と合併して起こる。