2011 年 07 月 05 日 (火)|RSS Feed
いろいろな結石があります

by 漢方屋

 いろいろな結石があります 

「石」といっても体に出来る石のこと、素材となる成分はいろいろです。そして、その成分によって色や形が違ってきます。成分を調べると発症の手掛かりがつかめるので、再発防止のためにも、自分の結石の分析結果を知っておくことは大変重要となります。

シュウ酸カルシウム 

  尿路結石のなかでも圧倒的に多いのかシュウ酸カルシウムを主成分とするものです。尿中のシュウ酸が増えることが最も悪影響を与えます。金平糖状あるいは表面がギサギサな形になるので、小さくても尿菅に引っ掛かりやすく、排出されにくいのが特徴です。このタイプの石が尿路結石のおよそ8割を占めています。

リン酸カルシウム 


  この成分の結石は尿がアルカリ性になった時に出来やすいものです。純粋なものは殆ど無く、上記のシュウ酸カルシウムと共存していることが多いのが特徴です。

リン酸マグネシウムアンモニウム 


  尿緒感染が原因で、男性に比べて尿道の短い女性に多い結石の成分です。尿素分解菌が尿素をアンモニアと炭酸ガスに分解します。アンモニアにより尿がアルカリ性になり、この成分の結石が形成されます。いったんこの結石ができると、石が細菌を増やし、細菌は石をますます成長させるという悪循環が起こり、腎盂腎杯の形そのままのサンゴ状結石となりやすいのが特徴です。

尿酸 


  尿が酸性になった時に出来やすい結石です。痛風、高尿酸血症、高尿酸尿症などの人がなりやすいのですが、これは尿をアルカリ性にすることで改善できます。

シスチン 


  尿路結石には遺伝性のものがいくつかあります。その代表的なものがシスチン結石です。硬くて体外衝撃波などで破砕しにくいのが特徴です。これも尿をアルカリ性にすることで溶かすことが可能です。