2011 年 05 月 30 日 (月)|RSS Feed
満足な性交が行えない状態

by 漢方屋

満足な性交が行えない状態

性交時に十分なだけの勃起が得られないため、あるいは十分な勃起が維持できないため、満足な性交が行えない状態です。従来使われていたいい方に「インポテンス」がありますが、性的不能と訳されるこの言葉は、人として本来備わっている能力が失われていることを意味するので、今では病態を正確に表している「勃起障害(ED:erectile dysfunction)」が使用されています。
 最近、日本で行われたEDについての疫学調査の結果によると、日本でも現在、40~70歳の男性の半数以上が何らかの原因でEDになっていると考えられています。EDの原因には、機能性と器質性とがあります。
 機能性は心因性とも呼ばれており、EDの大部分を占めています。新婚EDがその代表です。
 器質性には、陰茎そのものの障害、神経や血管の障害、 内分泌異常などがあります。糖尿病でみられるEDは、神経や血管の障害によるものです。
性交はできなくても、自慰は可能であったり、いわゆる「朝立ち」が認められます。診断を確定させるには、夜間勃起現象の有無をエレクチオメーターという特殊な装置(陰茎に小型の自動血圧計のようなものをはめて一晩眠る)で確認します。正常男性では、夜間睡眠中に4~6回勃起します。