2012 年 02 月 17 日 (金)|RSS Feed
新婚ED(ハネムーンED)

by 漢方屋

新婚ED(ハネムーンED)

若年者に見られたEDについて説明したいと思います。

妻と結婚したものの満足すべき性交ができない場合を新婚EDといいます。

文献によりますと新婚EDの初婚年齢は高く、初婚の62.5%に性経験がなく、見合い結婚が多く(86%)、性的な知識が乏しく、性経験の不足によってもたらされていることが多いと言われています。

この新婚EDの転帰としては、30%弱に離婚成立や別居状態にあると報告されています。
新婚EDの症例では、1回の性交の失敗により心のトラウマが生じ、2回目以降は性交に失敗した状況を思い出し、再び失敗することを恐れて不安緊張が高まっていく予期不安がおこってしまい性交がうまく行えなかったという状態でした。

予期不安は心因性EDの心理的な原因としてもっとも多い原因であります。

このように新婚EDについて他の治療法としては、ノイローゼ傾向が強い患者にはマイナートランキライザーを、

不安傾向の強い患者には抗不安剤やうつ傾向の強い患者には抗うつ剤、または漢方薬を投与します。

また、行動療法(全身に力をいれて、挿入しなければならないというプレッシャーのかかった状態では勃起も起こりにくいということでリラックスした状態で行うことを目的としています。)を施行したりします。

また、バイアグラなどの薬物療法と行動療法を組み合わせたり、薬物療法と陰庄式勃起補助具を組み合わせたりもします。

今回の場合、勃起および挿入に自信を持っていただくために陰庄式勃起補助具を用いて治療を行いました。