2016 年 11 月 27 日 (日)|RSS Feed
子供に箸の持ち方を教える時の3つのコツ

by 漢方屋

 

はじめての箸のトレーニング

 

小さな子供がいる家庭では、いつから箸を持つ練習をさせようか悩むことがあると思います。ここでは箸を持つ時期はいつ頃がいいかということから、箸の選び方までを教えていきたいと思います。また、「どうやって教えたらいいんだろう」という方の為に、教え方のポイントや、先輩ママ達に人気な箸の紹介もしていきたいと思います。

箸のトレーニングをはじめるタイミング

箸の練習をはじめる時期はいつ頃がいいでしょうか。子供用箸のパケージを見てみると、対象年齢が1番低くて2歳からとなっているものが多いです。ですが、箸を使う時期には個人差があるので、練習をはじめる4つのタイミングを紹介したいと思います。

子供から箸に興味を示したとき

小さい子供はなにかと大人の真似をしたがりますよね。周りの大人が箸を使っているのを見て、子供も箸を持つ仕草をはじめたら迷わず握らせてあげましょう。箸を使って食事を食べようとしなくても、箸に触れることが大切なので興味を持った姿を温かく見守ってあげてください。

グー・パー以外の動きができる頃

握ったり開いたりといった手の動きは赤ちゃんの頃からできると思いますが、それぞれの指を1本ずつ動かすのはなかなか難しいと思います。グー、パー以外の指の動きができる目安としては、ピースサインができるようになることです。

器用な子だと1歳半くらいからできる子もいますが、2歳半を過ぎてもなかなかできないこもいるようで個人差があります。遅いからと言って気にしないようにのんびり練習していきましょう。

スプーンが上手に握れるようになったとき

スプーンを持ちはじめの子供はスプーンを上から握り締めるように持ちます。上から握った状態で上手に食事を口に運べるようになってきたら、下から握る持ち方に変えてあげてください。持ち方を変えてあげなくても、自分で下からスプーンを上手に握って食事が食べられるようになってきたら、箸を握る練習を始めてもいいかもしれません。

年少さんに上がる頃

幼稚園や保育園に通うようになると、周りのお友達と一緒に食事を取る機会も増えると思います。器用な子はすでに箸を使える場合があるので、みんなと一緒に使い始めると子供も自然に覚えることが出来るかもしれません。

各家庭によって箸を教える時期もさまざまで、持ち始める時期には個人差があるので、周りと比べず、あせらないように子供成長に合わせてすすめていくようにしましょう。

トレーニングに使う箸の選び方

いざ箸の練習をはじめようと思ってもどんなしつけ箸を選んでいいか分からないと思います。自分の子供にあったサイズはどれくらいか、どうすれば子供が興味を示してくれるのか。しつけ箸を選ぶ為に必要な2つのポイントを紹介したいと思います。

子供の手の大きさにあわせて選ぶ

 

まずは手の大きさを測ります。左手の手のひらをアルファベットの"Lの字"になるように開きます。右手の場合は"逆Lの字"になるようにしてください。次に人差し指の先から親指の先までを繋いだ線の長さを定規等で測ります。測った長さ×1.5が正しい箸の長さです。

その子にあったサイズを測って選んであげるのがベストですが、だいたいの年齢の目安もあるので参考にするのもいいと思います。2歳の子は13センチ、3歳4歳の子は14センチから15センチ、5歳6歳の子は16センチから17センチ、7歳8歳の子は18センチくらいが目安となります。

子供のモチベーションをあげる箸選び

箸を持つ練習といっても、必死に教えようとするばかりに辛い特訓のようになってしまうこともあります。それではせっかく箸に興味を持った子供も、箸を使うのが嫌になってしまうかもしれません。そこで子供のモチベーションをあげる箸を選んで、楽しい気持ちにさせることによって、箸を持つ練習をすすんでやることができます。

ではどんな箸が子供のモチベーションをあげてくれるのでしょうか。例えばですが、子供が好きなキャラクターや、○○くん、○○ちゃんといった、子供の名入れ箸を使うと興味をもってくれて効果的です。上手に使えるようになってきてしつけ箸を卒業したあとは、安定感のある六角箸がおすすめのようなので試してみるのもいいと思います。

箸の持ち方を教えるときの3つのポイント

箸の持ち方を教えはじめたけれど、なかなか思ったように使ってくれなくてイライラしてしまう方もいるかもしれません。つい、怒ってしまいそうになることもあると思いますが、どういった教え方をすれば子供と楽しく箸の練習ができるか、3つのポイントにまとめて紹介したいと思います。

褒めて良いところを伸ばそう

大人も子供も褒められて嫌な気分になる人はいないと思います。特に子供は親に褒めてもらうことで、頑張ろうとやる気が出てくるものです。些細なことでも構わないので「お箸が上手に握れたね~」など、出来たことを具体的に言葉にして褒めてあげると楽しく練習ができていいでしょう。

箸を使う感覚を体験させる

とにかくはじめは、箸に慣れることが大切です。1日のうち少しでもいいので箸に触れる時間を作ってあげて、箸を使うという感覚を体験させて体に身につけましょう。箸と箸が固定されていたり、指を通して簡単に箸を持つことが出来るトレーニング用の箸を用意して、箸を使う感覚に慣れてもらうのもいい方法です。

その子供専用の箸を用意することは子供の虫歯予防にも繋がります。親の箸で子供に食事を与えたり、箸やスプーンを共有してしまうと、親の持っている虫歯菌が子供にうつってしまいます。虫歯菌は小さい頃うつってしまうと大きくなるまで消えてくれないので、小さいうちから専用のものを使うのをおすすめします。

簡単につまめるもので練習をする

練習しはじめは、なるべく簡単につかめるものを選びましょう。つるつるすべってしまうものや小さくてつまみにくいものは避けて、程よい大きさでつまみやすい硬さのものを選びます。例えばスポンジはトレーニングにとても適した硬さをしていてつかみやすいので、適当な大きさに切って箸でつまむ練習をしてみてください。

少しはなれた所まで落とさずに運ぶ練習をすると上手に箸が使えるようになってきます。他には、子供の好きな食べ物で練習してみるのも効果的です。好きな食べ物は子供も「早く食べたい」というわくわくした気持ちになるので、嫌にならずに楽しんで自然に練習をすることができます。

先輩ママに人気のトレーニング箸

実際今まで使用してきた先輩ママ達に人気のトレーニング箸とはいったいどのようなものでしょうか。人気の3パターンを紹介したと思います。

リングでしっかり持ち方矯正

 

リングに指を入れるだけですぐに正しく使うことができるお箸としてエジソンのお箸が人気です。親指と人差し指と中指を入れるリングが3つ付いていて、正しい持ち方をサポートしてくれます。

さらに、箸同士が連結されているため交差防止にもなり、箸先はすべり止め加工になっているのでとても使いやすい仕様になっています。エジソンの箸は2歳になる少し前から大人用まで幅広く用意されているのも魅力的です。

3段階のステップアップ箸

子供の手指の成長にあわせて3段階にステップアップすることができる箸も人気です。

1.まずはじめは、正しい指の位置をサポートしてくれるサポーターと、箸の開閉をサポートしてくれるバネが箸についた状態で練習をします。使用の目安は2歳前後で、下からスプーンが持てるようになった頃です。

2.次に人差し指のはら部分で箸を押しながらスムーズに開閉が行えるようになった頃、正しい位置をサポートしてくれるサポーターを外して練習します。

3.最後にサポーターがなくても、薬指の横ばら部分でしっかり箸を支えられるようになった頃、開閉をサポートしてくれていたバネを外して練習します。

このように段階を踏んで箸の練習ができるのはとてもいいですね。

くぼみの付いた3点支持箸

見た目はいたって普通の箸ですが、箸にくぼみがついていて、そのくぼみに指を置くだけで矯正されている感なく正しい箸の持ち方ができる3点支持箸も人気です。

3つのくぼみに指を添えて持つだけで正しく箸が使えるようになるので、子供に正しい箸の持ち方を教える大人が周りの目を気にせず、改めて正しい箸の持ち方を見直すこともできます。子供も大人と同じ形の箸が使えることが嬉しくて、親子で楽しく練習ができます。

見た目が普通の箸と同じのなので、箸ケースにいれることもできますし、食洗器対応可能なものも販売されています。木でできているので小さな子供の口に入れても安心なのは嬉しいですね。

子供のペースで楽しい箸の練習をしよう

 

箸の練習をはじめるタイミングは分かりましたか?子供にあった正しい箸選びをして個人差があることをしっかり頭に入れたうえで、親子で楽しく箸を持つ練習ができるといいですね。是非この機会に、子供と一緒にご自分の箸の持ち方も見直してみてはどうでしょうか。