2011 年 10 月 05 日 (水)|RSS Feed
何歳ぐらいから「熟女」ですか

by 漢方屋

何歳ぐらいから「熟女」ですか

先日、「きみたち熟女は」と、自分より3つぐらい年上の男性に言われ、仰天した。その場にいたのは、30代前半~半ばの女性たち。一斉に「熟女って…」と総ツッコミになったが、後に彼が、自分よりだいぶ若い女性と結婚が決まって浮かれていることを知り、「ああ、そういう理由か」と一応、胸にしまうことにした。

驚いたことに、『広辞苑 第四版』で調べてみると、「熟女」という単語はなかった。「淑女」の次は「熟所」という言葉のみ。念のため、「熟」一文字で調べてみると、「よくなれること。また、十分にすること」、「よくみのること。うれること」、「よく煮ること。よく煮えること」とあり、それぞれ用例として「習熟、半熟、早熟、熟柿成熟、、円熟、熟食、熟練、熟読」が記されているのみである。いっぽう『大辞泉』を見てみると、 「30歳代から50歳代の成熟した色気の漂う女性」と、ちゃんと「熟女」の項目があった。

そのスジの編集者に、熟女の定義について聞いてみたところ、「熟女は年齢じゃないですよ。たとえば、30代でも40代でも、50~60歳ぐらいの精神や魂を持つ人は熟女です」というご回答。とはいえ、熟女って、自分のなかでは、五月みどりぐらいのイメージで、文字通り、「熟れ」ていることが大前提である。テレビで「熟女好き」としてよく出てくるロバート秋山、ウド鈴木、天津木村なども、50代くらいの女性の話をすることが多い気がする。そうした意味では、個人差があり、一概に年齢で熟女かどうかを決めることはできないのだろうけど、それでも30代くらいで「熟女」と言われてしまうものなのか。

熟女好きという人は、別に年齢的なことを求めているんじゃないんです。ときには叱ってほしい、甘えさせてほしい。そんな包容力を持つ女性として、熟女を求めるんです。ところが、熟女を名乗る人には、実際の年齢のみが50~60代の人、けっこういるんですよね。「熟女」は自分が名乗るものでもなく、年齢によって決まるものでもなく、相手が包容力を感じたり、甘えたいと思う、その状態を言うものということらしい。