2011 年 04 月 26 日 (火)|RSS Feed
不整脈以外の動悸を起こす病気

by 漢方屋

不整脈以外の動悸を起こす病気

動悸は必ずしも不整脈だけが原因とは限りません。心臓以外の病気として、例えば次のような病気があるときにも動悸・息切れとして感じることがあります。

貧血……若年女性に比較的多い。時には爪が変形することや、異食症を伴うこともある(氷や地面の土などを病的に欲する)。中高年以降の貧血では、消化管
出血(胃潰瘍、大腸がん)による貧血も考慮する。

・COPD(慢性閉塞性肺疾患)を代表とする呼吸器疾患……喫煙の経験のある人、塵肺や結核後遺症でも見られることがある。息切れや咳、痰を伴うことが多い。

・甲状腺機能亢進症……甲状腺ホルモンが過剰な状態。病的にやせて、眼球が突出して見えることも。

・発熱……感染症(風邪など)が原因であれば、感染の治癒に伴い動悸も自然に軽快する。ただし、発熱があまりに長期間(2~3週間)続く場合には腫瘍や膠原病なども考慮。

・心因性……ヒステリーが原因となることも。

・薬剤性……お腹の薬、稀ながら目薬が原因となる可能性も。
この他にも稀ですが、食後に動悸を感じる場合には逆流性食道炎を代表とする、食道や胃の病気でが潜んでいることもあります。

失神を伴うような動悸を経験したことのある場合には、運転中の交通事故・突然死を起こす危険性もあります。そうした場合には予防的にペースメーカーの植え込みが必要なこともありますので、まずは循環器科を受診して安静時の心電図を確認してください。