2011 年 08 月 31 日 (水)|RSS Feed
妊娠中絶後の再妊娠問題について

by 漢方屋

妊娠中絶後の再妊娠問題について

「妊娠中絶後の妊娠経過に問題がでてくるのではないか。」「妊娠中絶をしたら、もう2度と妊娠することができないのではないか。」と不安を抱える女性もいますが、妊娠中絶をしたからといって必ずしもその後の妊娠に影響がでるわけではありません。

きちんとした専門の指定医で妊娠中絶手術を受けていない場合は、子宮に傷が付いてしまったり他の疾患を併発する場合もありますが、そういった例は稀なことなので過度に心配する必要はありません。妊娠はひとつひとつが別のものと考えてください。どんなに健康な女性でも、100%全ての妊娠の経過が良好でスピード安産であったということはありません。

「NICUに入院した。」「切迫早産で入院した。」「上の子は普通分娩だったけど、下の子は帝王切開になった。」など、ひとりひとりによって大なり小なりのアクシデントはあります。妊娠中絶手術を受けた時点で、ひとつの妊娠が終了したことになります。そのため、再び妊娠したときは別の経過を辿る可能性が高いです。手術を受けてから間もない妊娠は、母体の体調に何らかの影響を及ぼす可能性も否定できません。

しかし、妊娠経過が順調でなかったとしても、以前の妊娠中絶をしたせいだと自分で自分を責めるようなことは止めましょう。やむを得ずに選択した結果の妊娠中絶で、身体的・精神的に傷つくことは最初からわかっていることです。過去を振り返ったとしても、現在お腹の中に存在している命は別の命です。