2011 年 04 月 14 日 (木)|RSS Feed
「お菓子禁止」は実際には無理?

by 漢方屋

「お菓子禁止」は実際には無理?


そこで、これまでどおりに「おやつ禁止」と指導を続けるのは現実的でないのでは?という提案が行われたのです。かといって、お菓子をすっかり容認してしまっては生活習慣病の改善はできません。要は、マイナスの少ない食べ方を考えることが大切ということでしょう。そのポイントとなる思う項目を簡単にまとめてみました。
 

生活習慣病でも食べてよい? 上手なお菓子の選び方

一概に「お菓子」と言っても、ケーキやお饅頭、おせんべいなど、いろいろなものがあります。どのようなものを選ぶのがよいのでしょうか? 一般的に、洋菓子は和菓子よりも脂質が多く、 高カロリーなことが多いので、ケーキよりお饅頭の方がいいと言えます。

また、食物繊維の多いものは腹持ちもよく、血糖値の上がり方も遅いので、そういったものを選ぶのもひとつの工夫でしょう。「お菓子=甘いもの」、ということで言えば、お菓子ではない甘いもの、例えばサツマイモなどで代用するという方法もあります。食物繊維も豊富です。この場合は、食事をその分減らしても、1日の栄養バランスの崩れを防ぐことができます。

さらに最近では低カロリーお菓子を目にすることも多くなりました。そういった商品は、血糖値の上昇も緩やかにする工夫がなされているものが多く、糖尿病の患者さんでも、そういったお菓子食べて、ほとんど血糖値の上がらない方もいるくらいです。

 

なるべく避けるべきなのは清涼飲料水

逆に、甘いもののなかでどうしても我慢していただきたいものもあります。それは糖質の入った飲み物。特に炭酸飲料は、炭酸が入っている分、甘みを感じにくいので、かなりの量のお砂糖が含まれています。例えば、コーラ1本でスティックシュガー約13本分、すなわち砂糖約40gを含みます。160kcal近くになるため、おにぎり1個とほぼ同カロリーです。缶コーヒーは100kcal前後のものがほとんどですし、スポーツ飲料も意外に糖分が多いので同じく注意が必要。

また、これらは飲み物ですから、「間食している」という意識がなく摂っている場合が多いように思います。実際の診察で、「おやつなど、甘いものは摂っていますか?」との質問に「摂っていません」と答えた方にさらに細かく質問していくと、「炭酸飲料を1日1Lくらい飲んでいました」という事実が浮かび上がってくることがしばしばあります。最近ではカロリーゼロもしくはカロリーを抑えた飲料が増えてきていますので、購入前にカロリー表示を確認することをお勧めします。