2011 年 02 月 17 日 (木)|RSS Feed
漢方で解く、急性の腰痛タイプ 

by 漢方屋

漢方で解く、急性の腰痛タイプ 

■ ぎっくり腰
重いものを持ち上げたり、急にカラダを動かしたときなどに起こるぎっくり腰。こんな急な症状にも漢方は有効です。

過労や虚弱体質、老化などの原因が根本にあり、そこに筋肉の緊張やねじれが加わって気血の通りが悪くなって、腰に激痛が走ります。

ぎっくり腰になってしまったら、自己判断でシップなどせず、とにかく安静にして痛い部分に負荷をかけないようにすることが重要。そして、痛みが落ち着いてきたときに病院で診てもらうといいでしょう。ある程度痛みが落ち着いてきたら、少しずつ動かすようにすることも大事です。
 

■湿気と冷えによる腰痛
もともと胃腸の調子が悪かったり、暴飲暴食などで胃腸の機能が低下し、消化吸収力が落ちるとともに水分代謝に影響がでて、腰痛になるケース。

働きすぎや虚弱体質などで腎機能の低下がみられ、水分代謝に異常がでたり、カラダに冷えを生じることによっても起こります。

具体的な症状としては、冷えによって腰痛が悪化する、梅雨時や台風、低気圧が近づくと腰痛がひどくなる、朝起きたときが一番痛いなどがあげられますが、湿気が多い環境で働く魚屋さんや漁師さん、農作業や飲食業を営む方に多く見られるのも特徴のひとつです。

腎機能の低下による腰痛
過労、老化、虚弱体質、セックスのしすぎなどが原因で腎機能が低下し、「腎の府」である腰にトラブルが生じるパターン。痛みは鈍痛であまり強くなく、疲れたときに症状が悪化しやすいのが特徴です。慢性化した腰痛の中ではこのタイプの腰痛が最も多いでしょう。

このタイプは動きすぎや働きすぎに注意。ゆっくりと体を休めることがなによりも大切です。

■ ストレス&ドロドロ血による腰痛
精神的なストレスが原因で自律神経のバランスが崩れ、血流が阻害されてドロドロ血になり、腰痛を起こします。

ストレスなどによって症状が悪化したり、刺すような痛み、夜間に痛みが増強するなどがこのタイプの特徴です。若い方の腰痛に多いタイプともいえます。

このタイプはとにかく環境を整えることが一番。自分に合ったストレス解消法を見つけ、適度な運動をするのもオススメです。