2011 年 03 月 01 日 (火)|RSS Feed
「座り猫背」姿勢になるのはナゼ?

by 漢方屋

「座り猫背」姿勢になるのはナゼ?

 椅子に座ると骨盤の角度が変化し姿勢に影響を与えます

座ると猫背姿勢になりやすい理由として、いくつか考えられることがあります。ひとつは、立った状態と座った状態での骨盤の角度に変化がでる、というところです。

ヒトには本来、関節や筋肉への負担が少ないような、背骨の自然なカーブと骨盤の傾斜が備わっています。それは、立ち姿勢のときにみられます。しかし、座った状態になると、骨盤の角度が変化して、それに伴い腰の部分の背骨のカーブにも変化が生じます。 これは、座り姿勢を維持しようとする筋肉の働きも影響していて、骨盤の角度が変化することで、腰を支える筋肉も十分な力を発揮し続けてはいられなくなり、徐々に腰のカーブが変化してしまい、少し丸くなった印象の座り姿勢になっていくと考えられます。

「座り猫背」姿勢から「常に猫背」姿勢へ

 座るたびに猫背姿勢になっていはいませんか?

この状態が、連日繰り返されていくと、座り姿勢を保つこと自体に無理が生じやすくなり、背スジを伸ばす働きをするパワーが減っていくように感じると思います。すると、腰や背中の筋肉がこってしまい、肩や頭部の位置も変化し、座るたびにいわゆる「猫背姿勢」の状態になってしまいます。

こうした状態は、こまめに席を立ち休息をとったり、ストレッチを日常に取り入れたりすることで、進行を抑え予防する方法もありますが、進行してしまうと、座り猫背だけにとどまらず、立ち歩いた状態でも、猫背姿勢が顕著に現れる場合があります。そうなると、体のだるさや肩こり、腰痛などの不調を感じやすくなる可能性もあるため、早めに姿勢改善のためのケアを取り入れたほうが良いと思います。

猫背姿勢リセット「のびのびストレッチ」

猫背姿勢がクセにならないようにするために、また、すでに猫背姿勢が気になっている人は少しでも緩和できるように、できれば1日に数回、このストレッチを実行できると良いと思います。「私は猫背ではない」と思っている人でも、日々の姿勢維持で気づかない間に蓄積している疲労の予防にも役立ちますので、1日の終わりやお風呂上りなどに、挑戦していただければと思います。

まず、準備として、両腕をバンザイするように挙げて、腕の上がりにくさや硬さ、背中の張りをセルフチェックします。これは、知らない間に硬くなってしまった筋肉が突然ストレッチされると、痛めてしまうことがあるため、事前にご自身で硬そうな部位を確認するためです。もし、伸びの悪い硬い部分があれば、ストレッチは無理をしないように、ゆっくりと始めましょう。