2011 年 09 月 02 日 (金)|RSS Feed
精子を直接子宮へ注入する不妊治療法

by 漢方屋

精子を直接子宮へ注入する不妊治療法

人工授精とは、夫婦生活を介さずに、採取した精子を直接子宮へ注入する不妊治療法です。また、「受精」といわずに「授精」と書いている理由は、受精は自然的な生殖細胞の結合であるのに対して、授精とは人為的、意図的な結合によるものだからです。不妊検査などをして排卵日を予測し、その排卵日のタイミングで採取した精子を直接子宮内へ送り込みます。なお、採取する精子に関しては、男性がご自身で採精室などで採取することとなります。

人工授精には「AID」と「AIH」といった2種類の人工授精があります。AIDとは、ご主人以外の男性の精液を使う人工授精となり、AIHとは、ご主人の精液を使う人工授精であります。ご主人 の精液に不妊の原因がある場合は、AIDの人工授精を行いますが、AIDを受けることに対して、夫婦間でしっかりと話し合いをしておくことが重要です。

人工授精を受けるタイミングは、不妊の状況によって人それぞれ異なります。その為、一般的に は1年程度タイミング指導を受けても妊娠できなかった頃に人工授精は受けるように勧められます。ただし、男性不妊が原因で妊娠できない場合はタイミング指導の意味があまりないので、すぐに人工授精を受けることになる場合もあります。また、人工授精をすれば妊娠率100%だと思われている人も多いようです。

が、実際は妊娠率100%ではありません。人工授精の妊娠率は20%以下だと言われています。ですので、最大値の20%だとしても、平均で5回に1回の確率でしか妊娠することは出来ません。「人工授精をすれば確実に妊娠できる!」と思われているのであれば、そのようなことはありませんので注意しましょう。