2011 年 03 月 08 日 (火)|RSS Feed
鼻の粘膜の腫れを減らすための治療■ レーザーによる下鼻甲介粘膜切除術

by 漢方屋

鼻の粘膜の腫れを減らすための治療

■ レーザーによる下鼻甲介粘膜切除術
局所麻酔をして、YAGレーザーやKTPレーザーを下鼻甲介粘膜を切除します。切除の範囲や深さによって様々な方法があります。鼻づまりへの効果が期待できます。副作用としては、吸気での加温、加湿する鼻の機能が失われます。

KTPレーザーによる術後2ヶ月ので効果では、くしゃみ74%、鼻水82%、鼻づまり96%と報告されています(中之坊先生の報告)。ただし、術後にレーザーでの傷が治まるには8~10週間かかります。

費用:保険診療の3割負担で片方約5000円、両方で約10000円。

■ 超音波メス凝固による下鼻甲介粘膜切除術

局所麻酔をして、超音波によって刃の先端を振動させて温度を上げ、出血を少なく、下鼻甲介粘膜を切除します。レーザーと同様の効果が得られ、副作用も同様です。

費用:保険診療の3割負担で片方約5000円、両方で約10000円。

■ 炭酸ガスレーザー、アルゴンプラズマ凝固装置による下鼻甲介粘膜蒸散術
局所麻酔をして、下鼻甲介粘膜の表面をレーザーで焼いて削っていく方法です。週1回で3~5週間照射します。出血の心配はありません。
術後1ヶ月での効果では、くしゃみ77%、鼻水75%、鼻づまり72%と報告されています(川村先生の報告)。表面だけを処理するので、レーザーによる下鼻甲介粘膜切除術よりは鼻づまりへの効果がおちます。

費用:保険診療の3割負担で片方約5000円、両方で約10000円。

■ 80%トリクロール酢酸塗布による下鼻甲介化学剤手術
局所麻酔をして、80%トリクロール酢酸を綿棒で、2度に分けて下甲介に塗布します。通年性アレルギー性鼻炎での治療後3年以上たってからの効果はくしゃみ約60%、鼻水約50%、鼻づまり72.5%と報告されています(八尾先生の報告)。一時的に鼻がヒリヒリします。

費用:保険診療の3割負担で約3000円。