2011 年 01 月 21 日 (金)|RSS Feed
気・血・水の不足がアナタを太らせる?

by 漢方屋

気・血・水の不足がアナタを太らせる?

漢方の目指すところは、カラダのバランスを保ち、中庸にすることとされます。たとえば人を球に置き換えてみると、下に突き出たところがあれば真ん中に押し上げ、膨張していたら引き締め、足りないところは補いながら、形のよい理想的な球に近づけるのです。

さて、今回ポイントとなるのが最後の「足りないところを補う」パターン。漢方ではこのようなタイプを「虚証」といい、大きく分けて3つに分類します。


■気虚タイプ(ききょ)
生命エネルギーが不足しているタイプ。カラダの機能が低下していたり、免疫力が落ちて風邪をひきやすかったり、消化吸収機能がよくない、食欲がない、疲れやすいなどの症状がでる。

■血虚タイプ(けっきょ)
血液などカラダを滋養する栄養分が足りないタイプ。肌や髪に潤いがなく、爪が割れやすく、めまいや貧血を起しやすくなる。血液を作るもとである胃腸機能が失調している場合も。

■陰虚タイプ(いんきょ)
汗、涙、胃液、リンパ液など、体内の必要な水分が足りないタイプ。ラジエーターのようにカラダを冷やす水分が少ないため、のぼせやほてり、汗をかき易い、痩せなどの症状が出る。


これらのタイプは症状別に必要なものを補う漢方を処方するのですが、ひとによって「以前より太ってしまった」と錯覚する場合があるようです。