2011 年 02 月 21 日 (月)|RSS Feed
漢方で考える、うつ状態や五月病のタイプ

by 漢方屋

漢方で考える、うつ状態や五月病のタイプ

■緊張が強く、のぼせがあるタイプ
几帳面でいつもきちっとしていないと気がすまなかったり、ストレスを内に溜めやすいタイプ。肝の機能が亢進すると、目が赤くなったり、カッカしたり、のぼせたりします。

なお、気のめぐりが悪くなっているので、上半身はのぼせているのに下半身は冷えているケースも。胸や脇が張って痛かったり、緊張が高まって眠れないような場合もあります。

このタイプは滞った気を上手に発散することが大事です。休み時間を利用してストレッチや散歩をしたり、カラダの緊張を解きほぐしましょう。

■あれこれ考えすぎて眠れないタイプ
くよくよと思い悩んでばかりいると心に影響がでて、心を滋養する血液が足りなくなり、動悸や不眠、よく夢を見るなどの症状が起こりやすくなります。

もともと胃腸が弱いタイプもなりやすく、食欲不振や倦怠感、顔色にツヤがなくなったりします。

このタイプは不安材料をなくすことが先決ですが、日頃から胃腸の機能を丈夫にしたり、体力をつけておくといいでしょう。

■突然泣きたくなったり、あくびがでるタイプ
眠りが浅いのでぼんやりしたりあくびが出たり、かと思うと突然悲しくなって泣き出したりします。ひどいときは異常な言動をとるケースもあります。日頃からビクビク驚きやすいタイプに多いのがこのケース。
このタイプは精神不安にいいゆり根やハスの実、処方の中に入っているなつめを普段から取るといいでしょう。カラダに元気をつけて、精神活動を正常に。

■痰がでて、胸苦しくなるタイプ
体内に余計な水分がたまっていて、気の流れを阻害しています。胃にたまっている場合は嘔吐、肺に詰まっているときは痰や胸苦しさを起こし、めまいや動悸を起こす場合もあります。
消化の良い物を食べるようにし、冷えに注意しましょう。ゆったりとした気分になれる環境や服装などにチェンジするのもオススメです。
うつや五月病などの情緒不安に付随する症状はさまざまですが、薬物治療だけでなく、信頼できるカウンセラーや相性のいいドクターと出会うことで、不安材料が軽減することもあります。なお漢方を服用したい場合は、必ず漢方の専門家にご相談くださいね。