2011 年 02 月 16 日 (水)|RSS Feed
これからの季節は、ストレスが風邪を招く

by 漢方屋

これからの季節は、ストレスが風邪を招く

これからの季節は、ストレス性の風邪に要注意です。漢方医学では「春は肝がたかぶる」といわれています。どういうことでしょうか? 漢方医学における「肝」とは、肝臓というより、生きる活動をスムーズにする働きがあるものとして考えられています。春には木々が枝葉を四方八方にのびのびと伸ばしますよね。自然の中で生きている私たちの身体も同様に、春は気が巡ってのびのびとした気分になる季節です。「肝」がこの気の巡りをコントロールしていますが、「肝」はストレスの影響を受けやすく、それにより「肝」の機能が衰えて気がうまく巡らなくなることがあります。そうすると、イライラしたり五月病のように落ち込んだりしてしまいます。先程出てきた皮膚の表面を守る衛気も「気」です。ストレスで衛気が十分皮膚に巡らないと、邪が侵入しやすくなり風邪をひきやすくなるのです。

この予防には、特別なことをする、というより、身体が楽に感じられるようなちょっとした工夫がよいでしょう。深呼吸してリラックスすることが有効です。また、普段の姿勢も大切です。自分に合った、楽で無理のない姿勢を心がけましょう。余分な緊張があるままの姿勢だと、左右のバランスも崩れてしまいよくありません。また、大声で笑うのも有効ですし、呼吸法や発声法にトライしたりするのもいいでしょう。

風邪は予防と引きはじめが肝心。簡単に取り入れられる工夫で、風邪知らずで過ごしたいですね。