2011 年 05 月 09 日 (月)|RSS Feed
病気がないのに痛い機能性月経困難症の症状

by 漢方屋

病気がないのに痛い機能性月経困難症の症状

月経困難症の人の多くは、検査をしても何も異常が見つからない「機能性月経困難症」です。中にはごく初期の子宮内膜症で、普通の検査でははっきりと分からないだけという場合もありますが、何も病気がないけれど痛いという人の方が圧倒的に多いのです。

病気がないのになぜ痛みが強くなる人がいるのでしょう?子宮内膜が人より分厚くなりやすい人は、その分出てくるプロスタグランジンも多くなってしまうので、強い痛みが出ている可能性があります。

また、月経の時期は多かれ少なかれ、子宮の周りに血液が滞ってしまいます(これを医学的には「うっ血」といいます)。もともと冷え性だったり血液の流れが悪い人の場合、月経時期のうっ血がひどくなって下腹や腰が重くなり、痛みを感じやすくなります。

それ以外にも、特に若い人の月経困難症は子宮がまだ未熟で細長い形をしているために月経血がスムーズに出にくく、子宮が無理やり血液を押し出そうとするため痛みがひどくなっている可能性もあります。年齢とともに月経痛が軽くなったり、お産をすると痛みが軽くなったりすることがあるのは、月経血の通り道が広がるためです。

月経困難症になりやすい人の特徴

器質性月経困難症のなりやすさに共通点はありませんが、機能性月経困難症になりやすい人は、タバコを吸っていたり、冷え性だったり、不規則な生活をしていることが多いです。これらは全て血液の流れを悪くしてしまう行為なので、可能な限り改善してください。

特に、タバコは血管を収縮させて血液をドロドロにしてしまうため、血液の流れが非常に悪くなり、重たい月経痛を招きやすいのです。タバコは百害あって一利なし! タバコを吸っている人は、どんな治療よりもまず先にしっかり禁煙するように心がけましょう。