2011 年 04 月 24 日 (日)|RSS Feed
冠動脈疾患や脳血管障害に関連の深い「高脂血症」

by 漢方屋

冠動脈疾患や脳血管障害に関連の深い「高脂血症」

2007年に日本動脈硬化学会から、それまでの臨床研究の結果をもとにした「動脈硬化性疾患予防のガイドライン」が発表されました。ガイドラインの中では上記の危険因子の中でも特に冠動脈疾患や脳血管障害に関連の深い「高脂血症」を中心に治療方針が提示され、リスク別脂質管理目標値が定められています。

まず、 患者さんを

  • 冠動脈疾患をいまだ発症していない (1次予防)
  • 冠動脈疾患を既に起こしたことがある (2次予防)

の2群に分けます。1次予防の段階では、上記の危険因子で当てはまるものの数によって、脂質の管理目標値が出されています。1度でも冠動脈疾患を起こしたことがある人に対しては、より目標が厳しく設定された2次予防が適用され、早急な薬物療法を行うように薦められています。冠動脈疾患の経験がある場合、他の血管でも同様に動脈硬化が進行している可能性が高く、再発や他の動脈硬化性疾患を起こす危険が高いためです。

脂質以外の危険因子に関しては、それぞれの疾患の治療が必要です。大切なことはすべての危険因子をできる限りコントロールすることが大切いうことです。