2017 年 01 月 13 日 (金)|RSS Feed
ビッグダディは男女の生み分けを完全に操作している

by 漢方屋

夫婦間、そして恋人同士にとって非常に重要な「妊娠・出産」の問題。世の中には「子供ができやすい、できにくい」「男(女)が生まれやすい」ケースのさまざまな俗説があるが、真偽のほどは定かではない。

たとえば、前戯と妊娠には密接な関係があるという説。どういう理論なのか。

性交の際、十分に前戯を行なえば、女性の興奮度も高まる。すると、まず膣内が酸性からアルカリ性に変わり、精子の生存率がアップするというのだ。

また、子宮の入り口にあたる子宮頸管は本来、外部からの異物の侵入を阻止する働きがあるが、感じさせることで精液の受け入れ態勢が整う。そして、前戯をすれば、男性器が深く挿入しやすくなり、子宮の入り口近くに射精することも可能になる。

つまり、前戯を怠らない女性のための気持ちいいセックスをすれば、妊娠率を高めることができるとのことだ。

また、「男がヘタだと女の子が生まれやすい」という説。これも説明しよう。

精子には「女の子になるX精子」と「男の子になるY精子」があるが、前者は酸性に強く、後者はアルカリ性に強い。一方で、女性は感じると膣内がアルカリ性に変化するので、女性が高まっていない段階で中出しすると、酸性に強いX精子が有利になるため、女児が生まれやすいという理屈だ。

あたかも都市伝説っぽいが、5男9女の大家族で有名になった“ビッグダディ”こと林下清志さんは、「男女の産み分けを完全に操作できた」と豪語している。その方法とは、「女性を目いっぱい興奮させて奥から精子を泳がすと男、逆に興奮させずに入り口に塗るぐらいだと女が生まれやすい」とのこと。ダディの言葉だけに説得力があるが、「目いっぱい興奮させる」という部分は、ふつうの男性にはハードルが高いかもしれない。

さらに、「いい声の男は子供ができにくい」という説もある。

低いトーンの声のような“いい声”の持ち主は、精液中の精子濃度が低い傾向にあるというのだ。声と精子の関係性を研究した西オーストラリア大学の進化生物学者リー・シモンズ氏によると「男性ホルモンのテストステロンが声を低くするために費やされた分、精子の生産が抑制された可能性がある」とのこと。

つまり、いい声を得るためにエネルギーを消費した男性は精子数が不足するという理屈である。事実なら、安田大サーカスのクロちゃんの精子はとても多いことになる。

とはいえ、世界には96歳で父親になった男性もいる。インド北部ハリヤーナ州に住むラムジート・ラグハブ氏は、2012年10月、彼が96歳のときに第2子の男児が誕生した。母親はシャクンターラさん(当時52歳!)で、彼女と出会う10年前までラグハブ氏は独身を貫いていたという。

氏は特別な精力剤の使用など、妊娠のために特別なことは何もしておらず、「私はまだまだ子供をつくることができるが、経済的な理由からこれ以上子供を養うことはできない。妻には不妊手術を受けるよう勧めている」と語っている。

結局のところ、人間の生殖能力はまだまだ解明されていないのである。