2016 年 11 月 21 日 (月)|RSS Feed
生理前のイライラ…彼氏に八つ当たり

by 漢方屋

 

生理前のイライラ…彼との別れの原因となることも。

生理前の精神的な乱れを自覚している方も多いのではないでしょうか?人によっては普段は言わないような暴言を吐いてしまうなど、パートナーを困らせてしまう場合もあるようです。生理の症状は辛いものですが、それをパートナーにぶつけてしまうことで彼らの負担にもなっていることが辛いですよね。今回はそんな状況を改善するための対策についてまとめました。

生理前のイライラ…その原因は?

生理前のイライラが起こる原因についてまとめました。原因を知ることで症状改善へのアプローチをしていきましょう。

イライラの原因はPMS

生理前にイライラする原因はPMS(月経前症候群)が起こっているからです。特に、精神面での症状はセロトニンという物質が関わっています。不安や攻撃性を抑える働きがある物質で、生理前はセロトニンの分泌が低下してしまうため、バランスが崩れてしまうと怒りっぽくなったり、感情的になったり、やる気が低下したりと感情のコントロールが出来なくなってしまいます。

生理後から排卵までは女性の体の中ではエストロゲンという女性ホルモンが分泌されますが、排卵後から生理が始まるまでの間は妊娠に向けて体に栄養を蓄えようとプロゲステロンが多く分泌されます。

このプロゲステロンは攻撃的な気持ちや不安な気持ちにさせる働きをするため、このような症状が起こります。妊娠に備えて赤ちゃんを守るために体に備え付けられた機能と言っても良いかもしれません。

PMSの程度は普段の生活で決まる

そのようなPMSの症状ですが、人によって差があるようです。女性ホルモンのバランスが乱れ、プロゲステロンが多くなることで出る症状なので、日頃から食生活に気を遣ったり、ストレスが溜まらないように工夫をすることで症状が軽くなるかもしれません。

また、腹痛や倦怠感、腰痛の症状は血液の循環が悪くなっていることとも関わりがあります。食生活にもストレス対策もしているのに症状が改善しない場合は、体の歪みや姿勢など無意識に自分が行っている生活の癖を見つけて直すことも効果的です。

生理とも彼とも上手くやっていく為の8つの方法!

 

生理前のイライラの原因が分かったところで、今度はその症状との付き合い方や彼と上手くやっていくための方法を見ていきましょう。

1、彼に症状を伝える

男性には生理前の症状がどんなものかは想像がつきません。男性によっては症状について理解はあるものの、具体的にどうすればよいかまでは分からないでしょう。特に対処法は女性側の性格によって大きく異なるものです。だからこそあなたの場合は生理前でイライラしている時、彼にはどうしてほしいのかを伝えましょう。

伝えるポイントは、「そろそろ生理前だから、イライラするかも。」とはっきり伝えることです。その際に、1人にして欲しいなら「落ち着くまでは1人にして欲しい。」とお願いしましょう。一緒にいたいと思えば、「生理前で~な症状が出るけど一緒にいて欲しいな。」となるべく自分の症状について彼に知ってもらいたいことは細かく説明しましょう。

生理痛で辛かったり、イライラしていると忘れがちですが、あくまで症状を彼に丸投げするのではなく自分も治す気持ちを持ちましょう。

2、会わないようにするか、会ってもコントロールができるようにする

どうしても彼に八つ当たりしてしまうことを自覚している場合や、それがコントロールできない場合、会わないでおくというのも一つの手です。仕事が忙しかったなど、特にストレスが溜まった月には有効かもしれません。

イライラの症状は生活習慣など自分で治せる部分が十分にあるので、会っても症状がコントロールできるようになると良いですね。どうしてもコントロールが利かない人も、「冗談でも別れ話はしない」など行動パターンを予め理解しておきマイルールを作っておくと効果的です。

3、アロマオイルを使ってみる

アロマオイルで感情をコントロールすることもできます。香りが好きな方におすすめです。色々な香りを楽しみながら自分にあったオイルを探してみましょう。使用方法は、アロマバスでリラックスしたり、手首につけて香りを楽しんだりすることでイライラを解消します。

デートの時には、ティッシュやハンカチにクラリセージのオイルを垂らして胸元に入れておくと、その日のデートを落ち着いて過ごすことができるでしょう。寝具を洗うときにすすぎ水に精油を2滴ほど垂らすことで、シーツにも香りが残り落ち着いて眠ることができます。

特にPMSによいとされるアロマオイルには、クラリセージとラベンダーがあります。クラリセージはPMSのイライラなどの症状を改善する効果があり、ラベンダーは気持ちを穏やかにする効果があります。

4、ハーブティーでリラックス

ハーブティーを飲むことで気分を落ち着かせることができます。こちらではPMSの改善におすすめのハーブティーをご紹介します。

・チェストツリー
チェストツリーは女性ホルモンに似た働きがあり、イライラなどの症状を改善してくれます。注意点としては、チェストツリー単体では苦く飲みにくいためブレンドされたものや、ほかの味のものと混ぜて入れるようにすることです。また、妊娠中や授乳中の方は飲用できないことや、ピルの効果を下げてしまうため併用はできないことにも注意が必要です。

・セントジョーンズワート
セントジョーンズワートもイライラや抑うつ気分を落ち着かせる効果があります。ドイツではセントジョーンズワートを使用したうつ病の治療が最も多く行われているため、効果も期待できそうですね。ハーブティーにすると枯れた薬草のような苦みがあります。

また、他のいくつかの薬と相互作用があり、薬の効果を減少させてしまう場合があります。免疫抑制薬、抗うつ剤、強心薬、気管支拡張薬、血液凝固防止薬、経口避妊薬を飲まれている人は飲用できません。特に血液凝固阻止剤のワーファリン、抗うつ剤のSSRIパキシルとは一緒に飲んではいけないようです。

ハーブティーは人によって好みが分かれるようです。同じハーブで作ったものでも、メーカーによって味がブレンドや味が異なるようです。飲み比べてみることで自分に合ったものを見つけることも楽しみの一つになりそうですね。

5、普段の生活を振り返る

先ほどもご紹介しましたが、PMSの原因はホルモンバランスの乱れからくるものです。完全に症状をなくすことは出来なくとも、普段の食事に気を付けたり、自分に合ったストレス解消法を見つけることで緩和されるかもしれません。

世の中にはPMSの症状あまりない人・全くない人もいます。PMSの時の自分の症状を見極めて、普段の生活の改善に活かしましょう。

6、漢方を利用してみる

漢方にも生理前のイライラに効くものがあります。PMSのイライラや精神的な不安に効く漢方には、女神散(にょしんさん)、加味逍遥散(かみしょうようさん)、抑肝散(よくかんさん)などがあります。漢方は調合や量が個人にぴったり合わないと効果が得られないとも言われているので、よく相談をしてから利用しましょう。

7、薬を使ってみる

薬を使うことで、一時的に症状を緩和するのではなく飲み続けることで症状を改善することもできます。プレフェミンはチェストベリーという古くから西洋では婦人科系疾患の治療に使われてきたハーブを使った薬です。置いてある店舗は限られますが、薬局で症状を相談してから買うことが決められているため使おうか迷っている際も相談しやすいです。

3ヶ月間のみ続ける必要がありますが、症状が緩和され飲み続ける必要が無くなる方も多いです。なるべく手間を掛けずに対処したいという方は試してみてはいかがでしょうか?

8、メールやLINEではなく直接伝える

PMSで不安になるからこそ、改めて相手の気持ちを確かめたくなったり、相手を困らせることで愛情を確認したくなるかもしれません。ついついメールやLINEで大切な話をしたくなるかもしれませんが、いつもより気持ちが乱れているうえに文字だけで伝えようとすると、意図しない伝わり方をしてしまうなど取返しのつかないことになります。

なるべく言いたいことをきちんと伝えるためにも、気持ちが乱れている時は特に直接言うようにしましょう。

生理中だってもう彼氏に八つ当たりはしない!

 

生理のイライラのせいで大好きな彼と離れてしまうことになってしまえば、本心では無い分悔めないほどに後悔するでしょう。自分の症状を見つめることで、自分の体を大事にするとともにパートナーには上手く頼りながら大切に出来ると良いですね。