2016 年 11 月 23 日 (水)|RSS Feed
生きる気力がない人に試して欲しい

by 漢方屋

 

生きる気力がない原因と対処法を知ろう

今、あなたには生きている理由がありますか?現在、働くことの喜びを感じず、周囲との関わりを拒絶し、毎日を過ごすことに憂鬱さを感じる人が増えています。私自身も、就職試験が上手く行かなかった時には生きる気力を失ったものです。

「生きる気力がない」と感じている方、まずはその原因を探ってみませんか?少しでも前を向いて生きていけるよう、対処法もご紹介したいと思います。

生きる気力がなくなる、5つの原因

無気力・無関心になってしまう原因は、果たして何なのでしょうか。まずは、考えられる原因をあげていきましょう。

1.病気の一歩手前

生きる気力がないという症状は、他の精神疾患ほど確立されたものではありません。人によっては「そんなものは気持ちの持ちようだ」と突き放してしまうでしょう。

こうして無気力になる症状は、様々な精神疾患の症状としてあらわれます。また、病気の一歩手前である場合も多いのです。

この状態は自然と回復していく場合もありますが、放置しておくと悪化するケースもあります。重い病気になる前に、対処する必要があると言えるでしょう。

2.うつ病の恐れもあり

「生きる気力がない」から始まり、「生きる希望がない」「生きる意味がわからない」というネガティブな思考をするようになると、うつ病である可能性がぐんと高くなります。

うつ病である場合は自覚症状があり、「この無気力を治したい」という気持ちが本人にあります。そのため、うつ病患者は周囲のすすめではなく自ら治療を求めて病院へ通うことが多いのです。

本人に治療の意志があれば、症状の改善は可能です。あまりにも長く「生きる気力がない」という状態が続くようであれば、早いうちに精神科や心療内科を受診することをおすすめします。

3.アパシーシンドローム

大学に入学したばかり、会社に入社したばかりの学生に多いと言われる“アパシーシンドローム”をご存知でしょうか。“無気力症候群”とも言われるこの症状は、多くの若者に見られます。

志望大学に入学するため受験勉強を必死にやったものの、いざ合格して入学したら目標を失い気力が失せてしまうのです。特に、新しい環境になって少し経過した5月頃に症状が出るため、一般的には五月病とも言われることがあります。

この症状は、大学生や社会人のみならず、今や中高生にもあらわれると言います。女性のほうが病気になりやすい傾向にあるようです。無気力症候群は自覚症状があまりないため、発見が遅れることが多いです。

4.無職・ニートの状態である

生きる気力が無い人は、無職・ニートの状態の人が多いそうです。望んで仕事や学業に励んでいない状態の人であれば大丈夫なのですが、望まずにそうなってしまった人もいますよね。

私にも、精神的なショックが原因でそれを機に引きこもってしまった友人がいます。「無職の間は自分の好きなことをして気分転換をしよう」と考えていたそうですが、日に日に生きる気力を失い、社会に復帰できなくなってしまいました。

仕事や学校などでストレスを抱えることは多いでしょうが、そうした人との関わりが一切なくなってしまうのも、「生きる気力がない」と感じる原因になってしまうのでしょう。

ニートとは少し異なるかもしれませんが、何の趣味も持たずひたすら働いてきた男性も、無気力になる傾向があるようです。定年退職をして、最初のうちは悠々自適に暮らしていたものの、人との関わりのなさに気力を失い、自殺してしまう人も少なくないのです。

こうした、老人が抱える無気力問題も日本が抱える大きな課題かもしれませんね。老後も人間関係を保ちながら、それまでの仕事経験を活かせるような社会にしたいですね。

5.人間関係のストレスを抱えている

「生きる気力がない」と感じてしまう人の多くは、人との距離を取ってしまう傾向にあります。学業や仕事に対して無気力になる一方、人間関係も断ち切りたいと思ってしまうのです。

そうした人の多くは、人間関係に何らかのストレスを抱えている場合が多いです。職場での上下関係にうまくいかなかったり失恋を経験したりと、何かしらの要因があったと考えられます。

こうしたことが原因だと、病院での薬物療法や精神療法が効きにくいのが現状です。「生きる気力がない」と感じる人の多くは、「症状を改善したい」と強く願うこともないため、なかなか改善が難しいのです。

前向きに生きたい!気力を戻す対処法5つ

「生きる気力がない」という人は、「このままではダメだ」と思っていても中々動き出せないのではないでしょうか。また、具体的に何をすれば症状が改善するのかわからず、もがいてしまうのでしょう。気力を戻すための対処法を5つ、ご紹介したいと思います。

1.生活リズムを整える

生きる気力を感じない時は、身体が怠くなってしまいがちです。そのため、朝早く起きることが出来なかったり、夜更かしをしてしまうようになったりします。

まずは、それらの生活習慣を改めることから始めてみましょう。起床・就寝の時刻を定めて、それをしっかり守るようにしてみてください。

そして、3食の食事をとることも意識しましょう。もし可能であれば、1日1回は外に出てください。そして、1日1回は誰かと顔を合わせてみましょう。コンビニの店員さんでも構いません。

そうして生活リズムを整えて、毎日繰り返してみてください。自分の殻に閉じこもっている人ほど、この方法が有効ですよ。

2.バランスの良い食事をとる

あなたは今、1日3食きっちりと食べていますか?まずは、バランスの良い食事をとることから意識していきましょう。

炭水化物・脂肪・たんぱく質の三大栄養素はもちろん、野菜やフルーツなどでビタミンを摂取することも忘れないでください。バランスのとれた食事は、健康な身体を作ります。

健康状態が整えば、自然と規則的な生活がしやすくなります。もし現在、社会に馴染めていないのであれば、食事を見直すことで社会復帰が可能になるかもしれませんよ。

3.適度な運動をする

毎日、適度な運動をすることも重要です。1日15分からで構いません。出来れば外に出てウォーキングやジョギングをすることが理想ですが、外に出られないという方もいるでしょう。

その場合は、自分の部屋でもかまわないので、筋トレをおこなってください。運動をすると自然と気が晴れるということもあります。

「起きる→食事をとる→何もせず時間が経過する→食事をとる→寝る」というような日々を送っているという方は、是非その生活に運動を取り入れてみてください。環境が変わるかもしれませんよ。

4.趣味など、やりたいことをする

「生きる気力がない」と感じる時、無理に嫌なことをする必要はないかもしれません。そうすることで更に無気力を助長し、生きる意味を見いだせなくなってしまいます。

あなたには何か趣味がありますか?しばらくの間、その好きなことに打ち込んでみてはいかがでしょうか?人生における休息期間だと考えて、思う存分に好きなことを楽しんでしまえば良いのです。

趣味に興じて満足した時、何かを頑張ろうという気持ちになることもあります。一定の期間、人生を楽しむことだけに集中するのも悪くないですよ。

5.専門家に相談する

「誰かにそばにいて欲しい」「誰かに自分の気持ちを分かってもらいたい」という思いはありませんか?身近に相談できる人がいれば良いのですが、そうした気持ちを打ち明けるのは難しいでしょう。

そういった場合、医療機関や民間のカウンセリング機関を使うのも方法の1つです。専門のカウンセラーが相談に乗ってくれるため、ただ話を聞いてもらうだけで心が落ち着くということも考えられます。

何か悩みを抱えている時、自分が苦しんでいる時、「人に分かってもらいたい」「共感して欲しい」という気持ちになりますよね。カウンセリングサービスなども利用してみると良いでしょう。

生きる気力がない時の過ごし方3選

「生きる気力がない」と嘆いているあなたは、今がちょうど休むべき時なのかもしれません。人生という長い道のりを歩む中で、休息する期間があっても良いと思いませんか?その時期をどう過ごすべきかご紹介しましょう。

1.目の前の物事にだけ向き合う

目標などがなく生きる気力がないと感じる時、あまり無理をしないようにするのも大事です。今、あなたの目の前には何がありますか?

やるべき仕事、勉強など、何かがあるという方は、それだけに集中してみましょう。人間関係に煩わしさを覚えて生きる気力を失っているのであれば、そのような人間関係など無視してしまえば良いのです。

あなたは今、目の前にある“自分がするべきこと”だけに集中しましょう。すべてのことに立ち向かおうとせず、あえて目をそらすことで解決できる問題もありますよ。

2.好きな曲を聴き、好きな映画を観る

生きる気力を失った時、ただ単にゆっくりとした時間を過ごすことも大事です。無理に頑張ろうとすればするほど空回りし、逆効果になってしまいます。

「生きる気力がない」と感じたときほど、曲の歌詞が身にしみます。映画から感じ取るメッセージが、非常に大きなものだと思えるようになります。

そうして、好きな映画を観たり好きな音楽を聴いたりというのは、一見すると無意味に思われるかもしれません。しかし、そうした時間を過ごすことにも意味は必ずあります。何も考えず、素直に好きなことを楽しんでみましょう。

3.無理に頑張ろうとしない

「生きる気力がない」と感じた時、周囲に相談したら「大丈夫!」「頑張れ!」という言葉をかけてくるかもしれません。しかし、無理に頑張る必要はないのです。

人生においては、足踏みをする期間も必要です。もし、今現在「生きる気力がない」と感じるのであれば、休むべき時間なのでしょう。

ゆっくり好きなだけ休んで、気持ちの切り替えができるようになってから頑張りましょう。無理に頑張ろうとして、自分を追い詰めないようにしてくださいね。

“生きる気力がない”は休息必要の合図かも

「生きる気力がない」と感じる瞬間は、多くの人に訪れます。そうした時は頑張りすぎずに、気力が回復するのを待ちましょう。きっと、前を向いて歩いていける時が来るでしょう。