2016 年 11 月 30 日 (水)|RSS Feed
独り言が多いのはおかしい?

by 漢方屋

 

独り言が多い!これっておかしいの?

気がつくと、独り言を話しているという悩みを、抱えている人は少なくありません。多少の独り言は、それほど気になりませんが、独り言が多くなると、さまざまな不安を抱えます。「周りの人に変だと思われているかもしれない」「これって病気なのかもしれない」などの不安です。

この不安を解決するために、独り言について考えていきましょう。独り言が多くなる原因や独り言が多いと感じた時に、出来る改善方法などを紹介します。悩みを解決して自分の気持ちを楽にしていきましょう。また、周りに独り言が多い人がいたら、さりげなく教えてあげるようにしてみてください。

独り言が多くなる3つの原因

独り言が多くなる原因を紹介します。最近、独り言が多くなってきていると感じる人は、参考にしていきましょう。原因を知らないままでは、適切な対処を行っていく事が出来ません。自分ん原因を追究してみてください。

自分を安心させている

独り言が多くなる原因として「自分の心を落ち着かせている」ことが挙げられます。精神的な不安を感じることで、無意識のうちに心を安定させようとするのです。声を出すことで、自分の考えを明確にして、心を安定させることが出来ます。また、声を出すことで、不安をごまかすことも出来るのです。

ただ、自分が精神的な不安を抱えていることに、気がつけていない場合もあります。独り言が多いと感じた時には、冷静に自分の心に手を当てて、不安がないかどうかを確認してみてください。

この不安を放置していると、気が付かないうちにどんどん大きくなってしまいます。不安は、早い段階で解決していくことが大切です。

物事の整理、考え事をしている

考え事をしている時に、独り言を話してしまう人は少なくありません。これも、無意識のうちに、声が外に出ているのです。考え事が難しくなればなるほど、頭の中だけで対処することが難しくなります。その結果、声に出して状況を整理することで、考え事の答えを出そうとしている状態なのです。

難しい問題や数字が関係している考え事に、多くみられる原因です。勉強中に独り言をブツブツと話してしまうのも、これが原因だと考えることが出来ます。

ストレスを解消しようとしている

ストレスは、身体にさまざまな悪影響を及ぼします。また、人によっては、ストレス発散方法の1つとして声を出すことを、定期的に行っているのです。カラオケで思いっ切り歌を歌うのも、声を出してストレスを破産させている状態です。

ストレスが過剰に溜まることで、無意識のうちにストレスを身体の外の出そうとする働きが作用します。その結果、ストレス発散の一環として、独り言を頻繁に話すようになるのです。また、時には大きな声を出してしまうこともあります。これは、周りに人がいない状態で行うようにしていきましょう。

独り言が多い時に考えられる3つの病気

一概に、独り言は悪いものだと、決めつけることは出来ません。しかし、独り言の中には、良くない病気が隠れている可能性があるのです。独り言が多くなる病気には、どんなものがあるのかを見ていきましょう。病気は、早い段階で改善していくことが大切です。

統合失調症:感情のコントロールが出来ない

独り言が多くなる病気として「統合失調症」が挙げられます。統合失調症は、脳に何らかの問題がある事で起こります。脳は、自分の感情をコントロールする役割があります。この機能が低下することで、物事を考えたり、感情を制御することがむずかしくなるのです。

感情が上手にコントロール出来なくなることで、独り言が多くなる可能性が考えられます。また、統合失調症は症状が悪化すると、幻覚や幻聴を引き起こすことがあります。この幻覚や幻聴に反応して、独り言が多くなってしまう事も少なくありません。

アルツハイマー型認知症:妄想や記憶障害

認知症の約60%が、アルツハイマー型認知症だといわれています。これは、脳の神経細胞が壊されることで起こる、脳機能の低下です。主な症状は、妄想や判断能力の低下、記憶障害です。脳の機能が低下することで、頭の中だけで物事を考えることが難しくなります。

そのため、声に出して物事を整理する必要があるのです。また、妄想によって、独り言が増える現象も良くみられます。アルツハイマー型認知症の高齢者は、独り言を話していることが多いのです。

トゥレット障害:突発的に声が出る

トゥレット障害は、自分の意思に関係なく、突然声が出てしまうものです。チックという、突発的で不規則な身体の動きや発生が特徴です。

これは、主の自閉症や学習障害を持っている人に多く見られます。詳しい原因はわかっていませんが、遺伝的な問題でドーパミン神経系に、何らかの障害がある事が原因だと考えられています。

うつ病:気分が安定しない

常に、否定的な独り言を話している場合には、うつ病の可能性が考えられます。「もうだめ」「自分なんか」などの発言です。うつ病になることで、自分の心を上手にコントロール出来なくなることがあります。そのため、独り言をいって、気分を安定させようとするのです。

また、気分が落ち込んでいることが多いため、否定的な発言をすることが多い傾向があります。気分が良い時には、独り言が収まったり、前向きな独り言が話せるようにることが多いです。また、人によっては、感情の落ち込みを治そうとして、いきなり大きな声を出すことがあります。

独り言が多い時はどうすれば治る?

独り言が多いときに、どうにかして治したいと、考える人は少なくありません。独り言を改善する為に、どのようなことを行っていけばいいのかを、頭の中に入れておくようにしましょう。

直接言う:本人は気づいていない可能性も

 

周りの人が、独り言を頻繁に話していることで、ストレスを感じることがあります。この時に、我慢をするのではなく、相手に優しく伝えてあげるようにしましょう。本人は、独り言を話していることに気が付いていない可能性があります。

悪気があって、わざと独り言を話しているわけではありません。独り言を話していることを自覚してもらう必要がある事を、忘れないようにしましょう。

専門の病院に連れていく:総合病院

身近な人が独り言を多く話しているときには、一緒に原因を考えてあげることが大切です。原因が分らない時や、少しでもおかしいと感じた時には、専門の知識のある病院に連れていってあげるようにしてください。

さまざまな病気の可能性が考えられます。そのため、総合病院のような、たくさんの病気の診察や治療が出来る病院がおすすめです。

仕事を休むなど、環境を変える

ストレスや不安を感じることで、独り言が多くなることもあります。このような場合には環境を変えて、ストレスや不安を取り除いてあげることが大切です。

仕事でストレスを感じている場合には、仕事を休業したり心を休めるようにしましょう。また、なるべく信頼や安心が出来る人と、一緒に過ごすようにすることが大切です。

無理をしない、ストレス発散をする

ストレスが原因で、独り言が多くなっている場合には、ストレスを解消しなければ、独り言を減らすことが難しいです。また、独り言を話さないように、無理をすることがストレスになってしまう、可能性が考えられます。

そのため、ストレスの原因を見つけて、ストレス発散させるようにしてください。ストレス発散方法を2,3個用意しておく必要があります。

独り言は安全なものとそうでないものがある

このように、さまざまな原因で独り言が多くなることがあります。自分の独り言が多いと感じた時には、適切な方法で改善をしていきましょう。

また、周りに独り言が多い人がいたら、指摘をしてあげることも大切です。本人は独り言を話している自覚がない場合があります。独り言が多い時には、病院で診察をしてもらうことも大切です。