2011 年 05 月 01 日 (日)|RSS Feed
気胸

by 漢方屋

気胸

気胸とは空気が肺と胸壁の間に入り込んだ状態をいいます。原因は肺や気管支、食道、胸壁などの損傷であることが多いです。胸腔への漏気が多いと肺を圧迫して呼吸を妨げることとなり、時には呼吸 困難からショック状態に陥ることもあります。

気胸は通常、突然発症します。呼吸をしても大きく息が吸えない、激しい運動をすると呼吸ができなくなり、頻脈、 動悸、咳などが見られます。痛 みは人によって様々です。気胸の心配があれば、ただちに救急外来を受診して下さい。余裕がある場合でも、翌朝には呼吸器内科か呼吸器外科の外来を受診することをお勧めします。

 

胸膜炎・肺結核

結核は古くて新しい病気です。油断は禁物

胸膜炎はウイルスや細菌などが胸膜を刺激して起こす炎症です。膠原病やがんが広がる時などにも起こります。よくある症状は、突然起こる胸の痛みです。深呼吸をしたりせきをしたときにだけ痛みを感じる場合もあれば、比較的持続するタイプもあります。上腹部や首、肩などが痛むこともあります。

呼吸は速く浅くなります。胸の中に大量に液体がたまると、呼吸困難が起こります。
痛みの性質や、聴診、胸部X線検査でつきます。上記の症状があれば呼吸器内科か内科の外来を受診して下さい。治療はその原因によって抗生物質等を処方します。膠原病・自己免疫疾患が原因の場合は、コルチコステロイド薬を使います。

結核は結核菌による感染症で全身の臓器を侵しますが肺もよくやられ、よくみられる症状はせきです。次第にせきをすると黄色や緑色の痰、さらに血液の筋が混じるようになります。夜中に多量の寝汗が出ることも特徴です。次第に元気や食欲も低下し体重も減少します。

肺結核が気胸や胸水を合併すれば息切れや胸痛が起こります。こうした症状があれば呼吸器内科か内科を受診して下さい。胸部X線検査やツベルクリン反応、たんの細菌培養検査や顕微鏡検査で診断がつきます。