2011 年 08 月 29 日 (月)|RSS Feed
性器ヘルペス感染症の流行と予防

by 漢方屋

性器ヘルペス感染症の流行と予防

性器ヘルペス感染症は、単純ヘルペスウイルス(herpes simplex virus : HSV)によって起こされる性感染症(STD : sexually transmitted disease : 性交渉によって感染する病気)です。単純ヘルペスウイルス(herpes simplex virus : HSV)には、1型(HSV-1)と2型(HSV-2)とがあります。1型(HSV-1)は、主として、カゼや高熱のときに、口や唇に水疱(水ぶくれ)や潰瘍を生じます(口唇ヘルペス)。2型(HSV-2)は、主として、性器の部分に水疱(水ぶくれ)や潰瘍を生じます(性器ヘルペス)。

しかしながら、1型(HSV-1)と2型(HSV-2)とも、口唇に病変を起こす場合もあれば、性器に病変を起こす場合もあります。単純ヘルペスウイルス(herpes simplex virus : HSV)に感染していても、普段、大抵の場合において、1型(HSV-1)と2型(HSV-2)とも、休眠状態にあって静かにしていますので、何の症状もありません。しかし、ときとして、単純ヘルペスウイルス(herpes simplex virus : HSV)が休眠状態から活性化して、口唇あるいは性器に水疱(水ぶくれ)や潰瘍を生じます。単純ヘルペスウイルス(herpes simplex virus : HSV)は、一度感染すると、その人の生涯を通じて、体内で生き続けています。水疱(水ぶくれ)や潰瘍などの症状が沈静化して治ったように見えても、休眠状態の単純ヘルペスウイルス(herpes simplex virus : HSV)が体内に存在し続けているのです。