2011 年 09 月 20 日 (火)|RSS Feed
思春期に分泌される性ホルモン

by 漢方屋

思春期に分泌される性ホルモン

思春期には男女ともアンドロゲンという性ホルモンが分泌されます。これは、男性に多く分泌されるので男性ホルモンといわれます。女性には無いと思われがちですが、女性も分泌しています。アンドロゲンは攻撃性や縄張りの主張をする働きをします。また、おもに、骨や筋肉の成長。体毛や毛髪を固く濃くする働きがあります。

さらに、性欲を高める働きもします。思春期に入ると身長だけでなくひげが生え、体毛が濃く性毛も生えてくるというのは、アンドロゲンの働きです。また、肩を揺すってふんぞり返ったり、教師や親を見下すような態度になったり、これは自分の縄張りを主張し独立したいという意志の表れです。

もう一つのホルモン、エストロジェンは女性ホルモンといわれ、体に脂肪を付け、女子は乳房や子宮が発達します。また優しさなどがまします。幼児を抱き上げてあやすのを楽しいと感じたり、ふくよかな体つきになります。

思春期には男子でも、胸が多少膨らんだり、しこりができたりします。男女とも思春期になると、筋肉や身長が発達し、自立心がおうせいになります。性欲が増し、異性に対しての興味が、湧いてくるのです。また、他者に対して自分を抑え、思いやりの態度で接することもできるようになります。

このように、思春期の子どもたちは今までにないホルモンの働きで、あらたな自己を発見して行きますが、なかなか自分の心身をコントロールするのが難しい時期でもあります。子どもが成長し、性ホルモンの分泌が始まると、他の動物の親は子育ての終了を自覚し、自立をうながし、縄張りから追い出します。