2017 年 01 月 13 日 (金)|RSS Feed
寝ているときにうなされる原因って?

by 漢方屋

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睡眠中にうなされるのはなぜ?

夜中にふと気付くと、家族やパートナー、子供が「うーん」とうなされている時、見ている側としてもなんとかその原因を取り除いて上げたいと思いますよね。時々ならまだしも、それが毎日になっていると心配で自分自身も不眠の原因になってしまうこともあるでしょう。

うなされる程度には個人差がありますが、寝言が激しい方や、叫んで起きてしまう方も中にはいるようです。夢見が悪いだけと思うとなかなか病院に行くまでもないかな?と思いがちですが、実はうなされる原因には病気の可能性もあるということをご存知でしょうか?そこで、今回は睡眠でうなされる原因や対処法についてご紹介していきたいと思います。

夜中にうなされる6つの原因

うなされるというと、悪い夢を見ているのかな?と思いがちですが、実は生活習慣や身体の不調がうなされる原因になってしまっている場合もあります。そこで、考えられる原因についてご紹介していきたいと思います。

安眠できる睡眠環境ではない

 

夢というのは、現実に起こっていることを寝ている間に夢に変えてしまうという作用があります。そのため、睡眠環境も安眠することには大切な要素です。

例えば、寝室の温度が快適ではなかったり、うつ伏せで寝てしまった時の寝苦しさなどはそのまま悪夢となって現れてしまうことがあるようです。寝具の見直しや、寝る時の体勢、また寝室の温度、明るさなどを見直してみるようにしましょう。

生活習慣が不規則で眠りの質が低下

仕事などが忙しく、どうしても生活習慣が不規則になってしまいがちな現代。しかし、不規則な生活を続けてしまうと眠りの質がどうしても悪くなってしまって、悪夢を見てうなされる原因になってしまうようです。

特に、睡眠不足・寝る前の食事・栄養バランスがしっかりとしていない食生活・眠りにつく前のテレビや携帯などは怖い夢を見る原因となってしまう可能性がありますので改善が必要でしょう。

ホルモンバランスが崩れている

急なホルモンバランスの変化によっても、夜に嫌な夢を見やすくなるようです。特に、身体の変化も著しい妊娠中や思春期の女性は、ホルモンバランスが大きく変化してしまうため、身体の変化へのイライラや不安感などが悪夢を引き起こす原因となりうなされたりするようです。

寝酒などお酒の過剰摂取

 

なかなか寝付けない時に寝酒をしてから眠ろうとする方が多くいらっしゃるようです。しかし、寝付きを良くするためにお酒を飲んでしまうと、飲み過ぎてしまった時に怖い夢を見てしまう原因になってしまうようです。

人は夢を見る時、身体は寝ていても脳が起きている状態のレム睡眠になっています。お酒は身体がしっかりと休むことができるノンレム睡眠の状態になることを邪魔してしまう作用があるため、飲み過ぎには注意が必要です。

ストレスを把握していない

うなされる大きな原因となるのが、日頃のストレスなどの精神的な負担からくるものでしょう。人間が寝ている間、脳は活動を続けています。その歳、起きている間に起こったストレスなどの要素を夢で見せることで、ストレスを解消しようとするようです。

ストレスは多かれ少なかれ誰にでもあることですが、自分でストレスの原因が分かっている場合には怖い夢としてうなされることは少なくなるようですが、自分でも把握していないストレスに関しては、不安な心理状況によって怖い夢を見やすくなってしまいます。

また、「怖い夢を見て金縛りにあった!」という体験を持っている方は多いようですが、実は金縛りは医学的に睡眠障害の1つだと解明されています。深い眠りのノンレム睡眠と浅い眠りのレム睡眠のリズムがストレスなどで崩れることによって、いわゆる金縛りになるようです。

病気・体調不良によるもの

病気や体調不良の時にも、怖い夢を見てうなされることが良くあるようです。風邪や花粉症などで鼻が詰まって息がしにくいだけでも溺れる夢などを見ることもあったり、熱の時にも叫びを起こす程の悪夢を見てしまうこともあるようです。

また、自律神経失調症などの症状に不眠症があります。副交感神経の機能が低下してしまうことによって、眠ることが困難になり、やっと眠りにつけたとしても浅い眠りのため悪夢を見てうなされてしまうことがあるようです。

うなされないための対処法ってあるの?

悪夢を見てうなされないためにはどのようなことに気を付ければ良いのでしょうか?そこで、うなされないための対処法を赤ちゃん、子供、大人と様々なケースに分けてご紹介していきたいと思います。

赤ちゃん向けの対処法は生活リズムを整える

赤ちゃんはうなされるということが夜泣きと言う症状であらわれることが多いでしょう。夜泣きの原因ははっきりとは解明されていませんが、体内時計が深く関わっていると言われています。赤ちゃんは生後3ヶ月頃からだんだんと朝に起きて夜に寝るという体内時計がだんだんと備わってきます。この体内時計がうまく発達していないと夜に眠りが浅くなってしまい、頻繁に起きてしまったり夜泣きをするという原因になってしまうようです。

この場合には、生活リズムを整えて朝6〜7時頃にはカーテンを開けて朝陽を浴び、日中は活動的に、夜は穏やかに静かな環境を作ってあげることだけで睡眠の質が良くなる場合もあります。

また、日中に様々な刺激を受けることによって、脳が起きた出来事を睡眠中に処理しようとして様々な夢を見せることもあるようです。赤ちゃんの夜泣きには個人差があるため、早い赤ちゃんだと生後3ヶ月頃から始まりますが、1歳半くらいには多くの赤ちゃんが治まるとも言われています。

子供向けの対処法は一度起こしてみる

赤ちゃんの時期を過ぎて幼児期に入っても、夜泣きやうなされることがあるケースもあるようです。この場合には体調が悪かったり、怖い思いや不安な思い、またストレスなどが夢見を悪くさせてしまい、安眠できない原因になってしまうことがあります。

夜泣きやうなされる時には、眠りが浅い状態になっている場合が多いため、一度完全に起こしてみたり、部屋の電気を少し明るくして「大丈夫だよ」と声をかけてあげると落ちつくとされています。

しかし、うなされるばかりかあまりに泣き叫んだり、歩き回ったりする場合には睡眠障害の可能性もあるようですので、心配なようであれば小児科などを受診して相談するようにしましょう。

大人向けの対処法は生活習慣をただす

上記で様々なうなされる原因をご紹介してきましたが、まずは何が原因でうなされているのかを突き止めるようにしてみましょう。ストレスや疲れが溜まっていると眠りも浅くなってしまうため、ストレスを発散させるような方法を試してみたり、また、他にも生活習慣が乱れているようであれば早寝早起きを心がけてバランスの良い食事を摂り、適度な運動で身体を動かすということも大切でしょう。

また、夜遅くまでテレビやパソコンを見ている場合にもうなされやすくなるようです。脳が覚醒してしまうことで、なかなか安眠できない原因となってしまいますので、就寝前にはできればテレビやパソコン、携帯電話などを消して周りを暗くして、ゆっくり落ち着いて眠れるような環境を作ることも肝心でしょう。

うなされる原因を自覚することが大切!

いかがでしょうか?うなされていることに本人が気付いて起きることもありますが、気付いていない場合もあります。うなされる時には大体が怖い夢を見ていたりするので、目覚めも良くなく、朝からテンションが下がってしまうこともあるでしょう。

うなされる原因をご紹介していきましたが、原因を自覚して改善していくことができれば、きっと悪夢などを見る頻度も少なくなっていくはずです。しかし、日常生活に支障をきたすほど夢見が毎日のように悪い場合には精神科などでしっかりと治療を受けることも選択肢に入れるようにしましょう。