2016 年 11 月 21 日 (月)|RSS Feed
人に嫌われるのが怖いと思う心理や原因と克服方法

by 漢方屋

 

人に嫌われるのが怖いのはナゼ?

人に嫌われるのが怖いと思う心理

人は他人とコミュニケーションをとって生活する生き物で、その中で意見の食い違いや多少のいさかいを経て相手と意思疎通を図っています。人間には「恥ずかしい」と思う気持ちがあり、他人と比べて異質であった場合に自分を恥ずかしいと感じることもあります。日本人は協調性をもつことで平和を保ってきた人種なので特幼少期のころから他人に比べた自分を常に意識しています。

人によっては行動や発言が他人にどう思われているかを常に気にして、相手の顔色ばかりうかがっている人もいます。人と違うことが怖いのではなく、人と違うことを行った結果相手に嫌われてしまうのではないかと恐れているからです。そこには前述の「人と違うことをすると恥ずかしい」という心理が働いているといえます。人と違うことをした結果、相手に指摘されたり相手の機嫌を損ねてしまうことを恐れて、相手の都合のいい言動や行動をしてしまいます。

人に嫌われるのが怖いと思う原因

ではあなたはいつから人に嫌われるのが怖いと感じていましたか?おそらく幼少期から恐怖を覚えていたという人は少ないのではないでしょうか?赤ちゃんの頃や幼児は親周辺の大人のみと生活するので、これといった恐怖感を覚える人は少ないと思います。しかし成長する過程で他人と接触しコミュニケーションを取るようになってきます。

その中で多少のいさかいをおこしてケンカに発展した経験もあるのではないでしょうか?また意見の食い違いを起こして他人から拒絶されたこともあるかもしれません。この経験が原因であなたは他人に嫌われる可能性があることを知り、同時に怖いと感じるようになったといえます。

人に嫌われるのが怖い病気がある!?

目の前にいる人に嫌われたくないと思うあまり、自分の意見をころころ変え相手に合わせてしまう。相手の顔色を常にうかがい自分の行動を抑制する。こういった人は「嫌われ恐怖症」という病気かもしれません。日本人は他人との協調性を重んじる人種であることからこの嫌われ恐怖症にかかりやすいといわれています。

重症化すると、他人から悪口を言われているのではないかと不安になったり、その日自分の起こした行動について寝る前に思い出して自己嫌悪に陥ったりと精神面に支障が出てきます。病気とはいっても恐怖症の範囲内なので治療方法は特になく、自分で気持ちを切り替えるなどで改善していかなければなりません。

過去のトラウマが原因?

あなたが人に嫌われるのが怖いと思うのは、過去に経験したトラウマが原因の可能性もあります。両親に強く怒られた、異性からバカにされて笑われた、同級生からいじめにあったなどトラウマの原因は様々です。しかしすべてに共通するのは「他人から見て異質な自分を拒絶された」という事実です。

自分の行いや言動が相手にとって不快であると面と向かって言われて心を傷つけられた結果、それがトラウマとして残り成長したときに人に嫌われるのが怖いと感じてしまうようになります。時には自分は何も悪くないはずなのに相手に糾弾されてショックを受けるということもあります。

何故人に嫌われるのが怖いと思うのか?それを知る手がかりは過去に起こったトラウマを知ればわかると思います。自分を見つめなおすきっかけとして過去に何があったかを思い起こしてみるのもよいかもしれません。

人に嫌われたくないと思う気持ちをどうやって克服する?

あなたは何故人に嫌われたくないのでしょう?その相手に嫌われるとあなたの人生はダメになってしまうのでしょうか?一度嫌われると修復するのは不可能なほど相手の器量が狭いのでしょうか?人間は生きていくうえで他人と必ずコミュニケーションを取り、その中でまれに自分と相手の意見が食い違うことなんて普通なのです。相手との関係によって自分の気持ちをうまくコントロールして克服していきましょう。

その人があなたにとって人生に深く長く関わってくるのであれば、あなたはその人に「あなたらしさ」を知ってもらう必要があります。その時嫌われても、仲直りすればいいわけです。あなたの意思を捻じ曲げて他人に合わせているのは、他人から見ると余計不快かもしれませんよ?

また知り合ったばかりであったり、特に人生において長くかかわらない相手であれば嫌われても構わないと思うことが大事です。世界中すべての人が自分を好きでないと納得できないわけではありませんよね?あなたのことを知って尚あなたと仲良くしてくれる人だけと関わっていれば十分なのです。合わない人だって中にはいるんですから、自分の中で相手との距離感を決めましょう。

人に嫌われる夢の意味

その夢はコンプレックスが原因かも?

夢の中で人に嫌われていやな思いで目が覚めた、なんてことあったりしますか?現実世界だけでなく夢の中までも他人に嫌われてしまうといっそう落ち込んでしまいますよね。しかし人に嫌われる夢は、単に人から嫌われているから見る夢ではないのです。

人に嫌われる夢を見る人は自分に自信がもてずコンプレックスを抱えている暗示なのです。他人に自分のコンプレックスを見られているのではないかという不安が夢に出てきたのです。対処法は自分のコンプレックスについて広い心で許容することです。また自分を磨いて欠点を克服できるように努力しましょう。

好きな人に嫌われる夢を見る人もいます。こちらはコンプレックスは関係なく自分が相手を大事に思う気持ちが相手に嫌われたらどうしようという不安となり夢に出てしまった結果です。夢占いでは逆夢になるといわれていて、相手との仲がより深まるといわれています。

人に嫌われるのが怖いと思ってしまう性格の人の特徴

相手によって意見を変える自分がない人

人に嫌われたくないと思う人はどんな特徴があるのでしょうか?人に嫌われないためにいつもいい顔をし自分の意見を言わない。相手によってコロコロ意見を変えて自主性を持たない人です。自分が他人に嫌われないようにと取った行動が、逆に相手からの信用を失い嫌われてしまう原因になるということを覚えておいてください。

自分がそのような人と付き合いをすると考えたらどう思いますか?自分の意見を言わずに相手に合わせてばかりのその人をとても胡散臭いと感じ、信用できないなと思うのではないでしょうか?人に嫌われるのが怖いと思っている人は、自分の取ってる行動が相手から見たらどう思われているのかを逆の立場に立って考えてみてください。愛想がいいだけの八方美人や嫌われ者になっているかもしれませんよ。

明るい性格でも要注意!人に嫌われるのが怖いと思う人の共通点

人に嫌われるのが怖いと感じる人には共通点があり、こういった性格の人は要注意だといわれています。まず自分に自信がない人です。自分のコンプレックスや消極的な性格から自信を無くし、ついつい相手に合わせてしまいます。

また集団で生活する環境で育ってきた人は要注意だといわれています。幼いころから他人に合わせて生活する習慣が身についており、無意識のうちに人に嫌われないように行動するようになっています。わがままな人に利用されたり、都合のいい人として周りに扱われることになってしまいます。

また交友関係も多くSNSなどで仲間と頻繁にやり取りしている活発な性格の人であっても、常にそのグループにとっての自分の立場を意識して仲間に嫌われないように行動していることがあります。こういった人は仲間の集まりは自分の予定をキャンセルしても参加するし、SNSで相手にたくさんコメントを残すなど「いい人」ぶっていることが多いです。

性格診断で「嫌われ恐怖症」かチェックしよう!

あなたは今人に嫌われるのが怖い「嫌われ恐怖症」なのでしょうか?以下のチェック項目を確認してみて、自分が当てはまるかどうかを確認してみてください。チェックした数が多ければ多いほどあなたは嫌われ恐怖症である確率は高くなります。

1.自分に自信がない
2.周りからみた自分が気になってしまう
3.いい人といわれることが多い
4.相手の反応が気になって自分の意見が言えない
5.人の機嫌ばかり気にして、気疲れしてしまう
6.笑って話している人を見ると、自分が笑われていると思ってしまう
7.友達との会話で間があくのが怖く、とにかく何でも話してしまう
8.他人の誘いやお願いを断れない
9.メールやLineの返信が遅いと嫌われたと感じてしまう
10.寝る前に一日の出来事を思い起こし、自己嫌悪に陥る

人に嫌われるのが怖いと必要以上に感じることの弊害

人に嫌われるのが怖いと感じながら生きていくと人間はどうなる?

人に嫌われるのが怖いと感じながら生きていくと、日常生活で様々な困難に直面します。たとえば勧誘などで欲しくもない商品を買ってしまう。言われるがまま似合わない洋服を身に着けてしまう。恋人には本音がいえず、都合のいい人間になってしまい会社では無茶なノルマや残業を押し付けられても文句ひとつ言えない人間になってしまいます。

交通事故やトラブルに見舞わられても、相手の言い分をすべて飲んで自分に不利な状況を作り出してしまうかもしれません。詐欺にひっかかったり、悪徳商売のカモにされる可能性だって考えられます。人に嫌われるのが怖いと思って取った行動が、後に自分の首を絞める結果になるかもしれないのです。

恋人ができても自分の本心はなかなか言えず、デートも相手に合わせてばかりで結局は「つまらない人間」と言われて振られてしまい、長続きしません。好きな人ができても自分を強くアピールできず、告白できたとしてもいい人止まりで異性として意識してもらえません。

人に嫌われるのが怖いと感じながらの人生は?

日本人は協調性が強すぎて交渉がヘタだと外交でもよく言われていますね。無意識のうちに自分の意見を相手にすりあわせて場の雰囲気を良くしようとする心理が働くのです。しかしあなたが生きていく上で、人に嫌われないようにしながら生きていくことは不可能に近いのです。

仕事の契約で相手との交渉が難航したとき、会社側と相手先どちらにもいい顔をすることは不可能です。また取引先企業からのクレームに対して会社の判断を仰がずに自分の判断で対応してしまう可能性だってあり、とても社会人としてまともにやっていけるとは言えませんね。

人間関係も自分の本当の気持ちを伝えられる人は誰もいなくなり、交友関係は良好なのに孤独を感じるという矛盾に耐えて生きていかなければなりません。自分らしさがなくなった人生は、とても価値が薄く感じますね。人によっては誰にも理解されない孤独感から死を選ぶほど深刻なのです。

人に嫌われるのが怖いと思わない方法

好きの反対は無関心である

人に嫌われるのが怖いと思っている人は「好き」の反対は「嫌い」だと思っているのではないでしょうか?実は好きも嫌いもその人のことをよく知らないと出てこない感情なのです。嫌いという感情であっても自分ときちんとコミュニケーションを取った結果であるということを知ってください。では好きの反対はなんなのでしょう?

正解は「無関心」です。まったく興味がなく、話をする必要もないし関わることもない。好きと嫌いは感情をつけることができるという点で非常によく似ています。無関心は感情以前の問題であなたが何をしていようがその人に影響がないということです。嫌われるということはあなたに興味があるしるしです。あなたに関心がある人を好きにさせる努力をしましょう。

嫌われてもいいと割り切る

あなたは今まで関わってきた人と、これから関わるであろうすべての人に嫌われなくないのでしょうか?すべての人がみんなあなたのことを好きになるというのは不可能です。相手の性格と自分の性格が合わない人も中にはいるでしょう。そういった人にもあなたは自分の意見を曲げてまで好かれる必要が本当にあるのでしょうか?

自分の人生に深くかかわってくる相手には好かれる努力をすることは必要だと思います。しかし人生において関わるのが一度きりの相手や、特に自分の人生を大きく左右しない相手には「嫌われてもいい」と思うことが大事です。あなたがその相手に嫌われたからと言ってなにか重大なデメリットがあるのでしょうか?しいて言えば相手が嫌な思いをしたなと思うくらいでしょう。

全ての人に好かれる必要はない、嫌われてもいいのだと思う気持ちを身に付けていきましょう。

自分磨きをして自信をつける

相手に合わせて自分の意見をコロコロ変えたり、相手の顔色をうかがってついつい相手の都合のいい行動をしたり。これは相手に比べて自分に自信がない証拠です。相手と比べて自分が劣っていて、取るに足らない存在だと感じているから相手に強く自分の意見が言えず、相手に合わせてしまうのです。

この問題を解決する方法は実にシンプルで、自分に自信をつけることです。相手と対等だと思えるような自分になれば、ヘコヘコ相手のご機嫌をうかがうこともなくなるでしょう。自分に足りないものを整理してみて、自分磨きをすることで自信をつけましょう。自分に自信がつくと言動や行動も徐々に変わってきます。

人に嫌われるのが怖いと思うようになった原因を見つける

人に嫌われるのが怖いと思うようになったのはいつからでしょう?あなたの自信を喪失させるトラウマの原因を見つけることがあなたが人に嫌われるのが怖いと思う感情を克服する近道です。あなたの自信を喪失させる言動を繰り返す人は周りにいませんか?

過去に両親に「あなたは何をやってもダメね」と言われた。または好きな人に「あなたはいい人だけど、恋愛感情はない」と振られた。友達に「あいつは八方美人で都合のいいことばかり言う」と言われた。もしかしたらあなたの周りにトラウマの原因となる人がいる可能性もありますよ。

あなたに自信を喪失させる発言をする人や、あなたに心無い言葉を投げつける人を見つけたら、その人から距離を置いてみましょう。両親が原因の場合はこの機会に一人暮らしを始めて見てもよいかもしれません。悪意を持ってあなたを貶める人間が近くにいることはあなたの自信を喪失させる原因にもなり恐怖症を悪化させてしまいます。

人に嫌わるのが怖いと思う気持ちに打ち勝つ勇気

人は誰もが少なからず相手に好かれたいと思っており、それに伴った言動や行動を取るものです。人に嫌われるのが怖いと思って取る行動はこれとは違い、相手の感情や意志を無視した自己満足だということを理解してください。自分から見た自分が相手に嫌われないようにした行動がはたして相手にとって良いといえるのか、それで成り立つ関係が本当に好かれているといえるのでしょうか?もう一度よく考えて、自分らしさを大事にしたコミュニケーションを取るようにしていきましょう。