2011 年 01 月 25 日 (火)|RSS Feed
中国古代の漢方医学

by 漢方屋

中国古代の漢方医学

中国古代の哲学から発展した中医学が漢方のモトですが、そのベースの一つに「陰陽五行説」があります。陰陽ってなに? 五行って?などのギモンをひも解くと、より漢方の奥深さや面白さが感じられますよ。

漢方用語のQ&A~基礎編~

漢方はもともと中国の伝承医学=中医学が日本で独自に発展してきたもの。同じように漢字を使いますが、その意味は独自のものが多く、良くわかっていないってことも多いようです。それではさっそくQ.1~Q.3までスタート!

Q.1 「証」ってなあに?

A.1 漢方の大きな特長のひとつに証をみる、ということが挙げられます。この証とは病気のことではなく、その人の見た目、体質、病気の進行具合などの特ちょうを総合的に診て判断したものです。なお、その人の今現在の状態を表すので、体調や環境、年齢などで証が変わるのはよくあることなのですね。

Q.2 「邪気」ってなあに?

A.2 わたしたちも「邪気を払う」という言葉を使うことがありますが、漢方ではカラダに悪さする邪魔なものをすべて指しています。なので雨・風・乾燥など自然の影響もあれば、ストレスや飲食の不摂生といったものも含まれます。ちなみに外からの邪気は風・火・暑・湿・燥・寒の6つ、内面の邪気は怒・喜・思・憂・悲・恐・驚の7つです。これらが過剰になったときに問題が起こるわけです。

Q.3 「虚」や「実」ってどういうタイプ?

A.3 よく体質チェックの際にでてくるこの虚や実タイプ。虚とはカラダが虚弱で抵抗力が弱いタイプを指します。慢性的な病気も虚に入ります。それに比べて実とは、カラダの機能が亢進しやすく、風邪を引いてもすぐ熱が出て病気の反応性が高いタイプともいえます。ちなみに、体内に余分な水分が停滞していたり、血液の流れが悪く滞っている状態を実証といったりします。いらないものが体内に停留しているのも実、というわけですね。