2011 年 09 月 02 日 (金)|RSS Feed
不妊治療における漢方薬

by 漢方屋

不妊治療における漢方薬

漢方薬は「体質改善」を目指す薬であり、不妊治療における漢方薬の目指すところというのは、 「妊娠しやすい正常な体質になること」となります。もちろん、正常の範囲を超えて妊娠しすぎ る体質になるわけではなく、あくまで正常と言えるレベルに妊娠しやすくなる体質改善を目指します。この漢方薬を服用しながら行う不妊治療を周期療法といい、この周期療法は案外、不妊治療を受 けている人でも知らない場合が多いです。

周期療法の名の通り、「月経周期に合わせて漢方薬を 服用する」のが不妊治療の周期療法です。子宮内を着床しやすい状態にしたり、月経周期に合わせて質の良い卵子を作ったりすることで、妊娠する確率を高めることに繋がります。病気の原因のみを治療するのではなく、体質そのものを改善する東洋医学らしい不妊治療法と言えるでしょう。

自己判断で周期療法を行おうとして、勝手に漢方薬を服用することは非常に危険です。その為、 不妊治療で漢方薬を服用する場合は、不妊症専門医の指示のもと漢方薬を服用することが大事となります。万が一、漢方薬を服用することにより、不妊症の症状が悪化するようなことがあってはいけませんから、必ず不妊症専門医の指示に従って周期療法は行うことを心掛けましょう。