2016 年 12 月 23 日 (金)|RSS Feed
ヤル気の出た日は“オットセイ”に力を借りる

by 漢方屋

     オットセイ、マムシ、スッポン、マカ…ご存知のとおり、これらは中高年の味方こと「精力剤」に含まれる成分である。
 「世の中には数多くの精力剤が存在します。ただ、闇雲に精力剤を飲んでも意味があまりないのです。自分の症状に合わせて、精力剤も選ばないといけません」
 こう語るのは、理学博士で30年の歴史を持つ精力剤専門店『ごりっぱや』(東京・池袋)創業者である秋好憲一氏だ。

 精力剤を長年研究してきた秋好氏によると、精力剤といっても種類は様々。ペニスの勃起力を高めるものもあれば、スタミナをつけるもの、さらには性欲を強くするものもあるという。
 「ところが、ほとんどのお客さんが、一言目に『一番効く精力剤はどれか!?』と聞いてくるんですね。その人にとって何が一番必要なのか、そのためにはどういう成分の入った精力剤を飲むべきなのか。この知識を持っていないと、せっかくの精力剤も効果が半減してしまうんです」

 確かに精力剤というくくりでも「オットセイ」と「マムシ」の違いを知る男性は少ないのではないだろうか。
 そこで今週から「精力剤の成分」を徹底伝授してもらうことにした。

 まず、第一回目は「オットセイ」である。
 「現在、オットセイは国際協定によって捕獲が制限されているため、これを原料とした強精補助食品は非常に少ないのです。私の店で扱っているのも一種類だけです」

 希少価値の高いオットセイは、矯正効果が絶大だという。
 「オットセイは一夫多妻制で、一頭のオスは常に20~30頭のメス(繁殖期には100頭近くになる)を従えているのです。まさに絶倫動物。その絶倫の秘密を調べたところ、オットセイの骨格筋からカロペプタイドというアミノ酸が発見されたのです」

 このカロペプタイドには、血圧を下げて血管を拡張するという働きがある。
 「つまり、体内に取り入れれば、血液の循環が良くなるのです。ご存知の方も多いと思いますが、勃起は海綿体に流入する血液量が関係します。血管が拡張されて血液の循環も良くなれば、当然、勃起も早くなる。こうしたことから、オットセイは“天然のバイアグラ”とも呼ばれているのです」

 おわかりだろうか。オットセイの成分を含んだ精力剤は、モロにペニスの勃起力を高めてくれるのだ。
 しかし言い換えれば、性欲そのものを高める効果は少ない。
 「最初からヤル気のない男性にはある意味オススメできません。奥さんとのセックスレスを解消したいと思っても、まず性欲が湧かなければ、どうしようもないですからね」

 性欲を増強させる成分は次週紹介するとして、オットセイはどんな場面で飲むと最も効果的なのか。
 「“今夜が勝負”という場面でしょうね。性欲も溢れていて、ヤル気も十分。そういう場面でとても強い味方になってくれるのです。即効性もありますからね。ちなみにスポーツ選手も密かに愛用されています。激しい体力の消耗を補う効果もあるといわれています」

 さあ、アナタに今必要な精力剤を見つける旅に出よう!