2016 年 11 月 24 日 (木)|RSS Feed
ストレス解消に音楽がオススメの理由

by 漢方屋

 

ストレス解消には音楽?どんなものを聴けばいいの?


ストレス解消法は色々なものがありますよね。運動をする、絵を描いてみる、好きな映画を観るなど…たくさん試してみたけれど、どれもイマイチ、という人もいるかもしれませんね。

そういったストレス解消法を探している人は、音楽を聴くという方法をお勧めします。音楽の力は今更言うまでもないことでしょう。世界中の人々が、音楽の力によって癒やされ、力づけられています。

「でも、どんな音楽を聴けばいいのか分からない」と思う人もいるかもしれません。今回は、ストレス解消にお勧めしたい音楽の効果や、効果的な音楽の聴き方について紹介します。

音楽の効果について

自然治癒力を高める

好きな音楽を聴いていると自然に元気になったり、切ないメロディーにのせられて涙が溢れるといった経験をしたことがありませんか?音楽の力は本当に凄いものがありますよね。

音楽には自然治癒力が備わっていると言われ、好きな音楽や聴きたい曲を聴くことで体の緊張がほぐれ、血行が良くなることで筋肉の緊張度が低下するそうです。また音楽の力は科学的にも実証されており、音楽を聴くことで免疫力が高くなるといった報告もされているそうです。

人の体の70%は水分でできています。水は空気よりも速く音波を伝えることができますので、耳に音が届く前に体が音の振動をとらえ、体の水分や血管を振動させる事で血行が良くなり、免疫力を高める働きをすると言われています。

コルチゾールの量を下げる働きがある

コルチゾールはヒドロコルチゾンとも呼ばれ、ストレスに反応して分泌されるホルモンです。ストレスホルモンとも言われるコルチゾールは不眠やうつ病、血糖値上昇にも深い関係があると指摘されていますが、音楽を聴く、カラオケなどで歌う事によってコルチゾールの数値が減少し、ストレスが軽減したと報告されています。

こういった科学的な面からも、音楽の作用は重要なものだとされています。私たちの身近にある音楽。それがストレス解消につながるのであれば、ぜひ上手に活用してストレス解消に努めたいですよね。

脳波をα波に変える

α波という言葉を聞いたことがある人も多いでしょう。睡眠の質の善し悪しはこのα波が関係しているとも言われています。α波という脳波は、リラックス、安静にしている時に出ると言われ、脳波がα波になっているときはベータエンドルフィンという、幸福感を感じやすくなるホルモンが分泌されていると言われます。

音楽の中でもピアノの音や自然音、環境音を聴くことで、このα波が出やすくなるといった報告もされていますので、普段音楽を聴く習慣がないという人は環境音を聴く事で、脳をリラックスさせてみましょう。

ストレス解消にピッタリな音楽は?

自分が好きな音楽がいちばん効果的

どれだけ「ストレス解消にはこの音楽が!」とお勧めされたとしても、自分の趣味に合わないような音楽でしたら、その時間は苦痛でしかありませんよね。

ストレス解消にピッタリな音楽は、基本的には自分が好きな音楽で充分に効果が得られるそうです。テンポやノリのいいJ-POPで、一緒に歌ったり踊ってもいいでしょう。クラシック音楽が好きな人は、ゆっくりお茶を飲みながら聴き入るのも素敵ですね。もちろんジャズやボサノバ、演歌でストレス解消する人もいるかも!?

その時の感情に合わせた音楽を聴く

落ち込んでしまって、好きな音楽を選ぶ元気もない、といった時もあるかもしれませんね。また、悲しいから無理やりにでも元気な曲を選ぼう、と考える人もいるかもしれません。その選曲の仕方もいいでしょうが、現状に立つ向かおうと自分を奮い立たせる気持ちが、時にはストレスになってしまうこともあります。

時には悲しい気持ちや感情を否定せず、脳をゆっくりと休ませてあげるのも効果的です。悲しい時は悲しい音楽を聴いて、その世界にどっぷりと沈み込むことも良いでしょう。聴いている内に涙が出る事もあるでしょうが、涙はストレス解消にもつながります。我慢せずに、泣きたいときは思い切り泣くことも大切です。

音楽を聴かない人は、自然音もお勧め

音楽に興味のない人や、音楽を聴かないという人は、自然音がお勧めです。自然音は、風の音、波の音、雨音などの文字通り自然が作り出す音。聴いているとささくれだったような気持ちがゆっくりとほぐれていくのが分かります。

これを機会に色々な音楽を聴いてみるというのも手ですが、これといって音楽に興味がない、とにかく何か聴きたい、という人にも環境音はおすすめです。スマホアプリや、YouTubeにも環境音はたくさんありますので、ぜひ聴いてみて下さい。

 

ストレス解消専用音楽も

YouTubeには、環境音の他にもストレス解消専用のヒーリング音楽などがあります。ゆっくりとした音楽が多めなので、眠る前に聴くとストレス解消や安眠にも効果があるかもしれません。たくさんの人が投稿していますので、色々と聴き比べてみるのも楽しそうですね。

 

ストレス解消にはどのような聴き方が効果的?

30〜1時間ほど集中する

ストレス解消のために音楽を聴くのであれば、1日に30〜1時間ほど集中して音楽を聴いてみましょう。それを毎日繰り返し、その後しばらく音楽を聴かない日を続けます。そしてまた毎日聴く、という風に繰り返します。

これは、音楽を惰性で聴き続けることで飽きてしまう事を防ぐ意味もありますが、惰性で音楽を聴くことでリラクゼーションの効果がなくなってしまわないようにする意味もあります。

そのため、しばらく音楽を聴かない時期を作ってインターバルを設け、再び音楽を聴いたときに高い癒やし効果を得る事が出来るそうです。

スピーカーで聴く

ストレス解消として音楽を聴く時は、できればイヤホンではなくスピーカーで聴くことが効果的だと言われています。イヤホンで音楽を聴くと集中力アップの効果はありますが、音楽への接し方は「聴くべき」といった、少し強制的な意味合いにもなる事があるそうです。

その点スピーカーで音楽を聴くと、空間に広がる音楽を自由に聴く事でリラックス効果が高くなり、音楽による浄化作用である「サウンドデトックス」の効果が得やすくなると言われます。状況によってスピーカーとイヤホンを使い分けて音楽を聴きましょう。

始めはスローな曲から

基本的には好きな音楽を聴くことでストレス解消には効果的ですが、より効果を高くするためには、最初はゆったりしたテンポの音楽を聴いて、徐々に気分が回復してきてから元気な曲に変えていくことで、気分の落ち込みから少しずつ回復する事もあるそうです。もちろん、聴き方は人それぞれですので、自分に合った聴き方を探してみるのもいいでしょう。

音楽に合わせて泣く、歌う

悲しい音楽や泣ける音楽を聴くことで涙ぐむ事もあるでしょう。そういった時は我慢せずに大いに泣いてしまいましょう。泣くという行為は、脳のリラックスにもつながるといった研究結果もあるそうですので、今までの辛かった事、悲しかった事を全て吐き出す気持ちで思いっきり泣きましょう。

徐々に涙が落ち着いて、元気な音楽を聴きたくなった時には、ほら、きっとあなたは笑顔になっているはずですよ!

音楽の力であなたに笑顔を!

人は遙か昔から音楽を作り出してきました。太古の人々は人の手拍子や足、自然の音を使って音楽を奏でたと言われます。やはり音というものを楽しみ、躍動感や興奮を与える作用があるという事は私たちの魂のようなものに刻み込まれているのかもしれませんね。

ストレス解消のための音楽による効果や聴き方などを紹介しました。音楽の力を改めて知り、自身のストレス解消に役立ててもらえたらと思います。音楽の力があなたを笑顔にしてくれるといいですね。

しかし、ストレスが長い時間が経っても解消できない、気分の落ち込みが回復しない、といった場合は、ストレスが原因で病気になってしまう事もあります。その時はすぐに医師などに相談するようにして下さい。